ウォシュレットの水漏れを解決!3箇所を見て原因ごとに適切な対処を

「え、ウォシュレットが水漏れしてる。…どこから?原因は?」
「ウォシュレットの水漏れ、最短で解決したい!」

このページでは、ウォシュレットの水漏れを最短で解決するための情報をご案内しています。

3つの箇所を見て、不具合の原因を確認し、適切な対処をしてください!

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ウォシュレットの水漏れがあったら応急処置を!

ウォシュレットで水漏れがあったら放置はNGです。すぐに応急処置をしてください。

貯湯式と瞬間式のウォシュレットでも同じです。

加熱方式が違う=洗浄時に使うお湯の作り方が違う

貯湯式…タンク内の水をあらかじめ温めておく(湯切れする)
瞬間式…ヒーターで一瞬で温まる(湯切れしない)

「水漏れしてたら放置はNG」の理由は?

水漏れの「放置」がNGな理由

・結露、カビの原因になる
・水道代が上がる
・ウォシュレットの故障の原因になる
・漏電、発火の原因になる
・階下への漏水の原因になる

ウォシュレットが水漏れしているとこのような二次被害のリスクがあります。

結露やカビが便器や床、壁紙に発生すると健康面への影響があります。

場合によっては壁内部の木材が腐食してしまうこともあります。

また、ウォシュレットが古くなると、水漏れによる漏電が原因で感電やヤケド、発煙・発火するケースがあります。

この他、水漏れが2階以上の場所で起こった場合、階下の天井や家具などへ被害が及んでしまいかねません。

このように、水漏れを放置していると、健康面・金銭面の被害が拡大してしまう可能性があります。

一刻も早く対処することをおすすめします!

参考)TOTO「故障したままで使わないでください」

ウォシュレットの水漏れへの応急処置

応急処置理由
止水栓を閉めるウォシュレットへの水の供給を止めるため
プラグをコンセントから外す漏電を防ぐため

まず止水栓を閉めて、これ以上水漏れしないようにします。

止水栓を閉めても水漏れする場合は、元栓を閉めてください。

「元栓を閉めるとトイレ以外の水道も止まってしまう」ことを頭に入れておいてください。

次にプラグをコンセントから抜いて漏電を防ぎます。

応急処置をしたら、原因と対策を確認し、DIYするかプロに依頼するかをご判断ください。

【賃貸の場合】ウォシュレットの水漏れへの対処法

賃貸の場合は、大家さんや管理会社に連絡をしてください。

元々付いていたウォシュレットの場合、仮に以前の住人の方が設置したものであっても「部屋の設備」ですので、賃貸の所有者が対応することになります。

できるだけ詳しい情報を伝えるとスムーズに修理ができますので、このページの内容を元にチェックして、状況を伝えるようにしてください。

もし余裕があれば、賃貸の契約書の「設備が故障した場合の対応」に関する箇所を、丁寧に確認してから連絡をしてみてください。

なお、次のような場合は、あなたが費用を負担することになってしまいます。

・あなたの過失で故障した
・「契約書に設備の故障は入居者の負担」とある

ウォシュレットの水漏れの原因と対策!

ウォシュレットは「便座」ですので、このページで取り扱うのは便座関連の水漏れの「原因と対処法」です。

ウォシュレットはTOTO社の登録商標(日本第1665963号)ですが、LIXILやパナソニックのシャワートイレ・温水洗浄便座も含みます

原因と対処法についてご案内していきます!

画像引用)TOTO「ウォシュレット」

ウォシュレットの水漏れの原因、多いのは…?

ウォシュレットの水漏れの原因の多くはパッキンの経年劣化です。

パッキンとは?

給水管と給水管の接続部を密閉するためのゴムや樹脂でできた円環のシール。

パッキンの劣化は10年程度。

この場合、対策はパッキンの交換だけでOKです。

パッキン交換のDIYのポイントは次の通りです。

・パッキン代は200円程度
・ホームセンターやネット通販で購入可能
・サイズの合うパッキンを購入
・作業内容はナットを回す程度
・かかる時間は10分程度

場所によっては家の電球を代える程度のDIYで修理できます。

ウォシュレットの「水漏れの原因を特定する方法」を解説!

原因特定のために、まずはウォシュレットの水漏れをしている場所をチェックします!

チェックする場所は3箇所です。

・向かって左奥の下
・向かって右奥の下
・洗浄ノズル本体

場所は家庭によって異なる場合があります

水漏れの箇所をチェックしたら、パーツをチェックします!

水漏れの箇所チェックするパーツ
向かって左奥の下給水ホース(給水管・給水パイプ)
給水フィルター(ストレーナー)
水抜栓
リモコン・操作パネル
バルブユニット(確認困難)
向かって右奥の下水抜栓
洗浄ノズル本体洗浄ノズル
ノズルユニット(確認困難)
バルブユニット(確認困難)

水漏れの箇所が上記ではない場合、原因がウォシュレットではない可能性が高いです。

こちらをチェックしてみてください。

まず「どの箇所から水漏れしているのか?」を確認すること。

該当する箇所をチェックして、パーツをクリックする。

水漏れの箇所チェックするパーツ
①便器内タンク内部
②手洗い管(手洗い金具)付け根のパーツ、手洗い管本体
③タンク上部のフタタンク内部
④タンク、便器全体タンク・便結露の可能性)
⑤配管のつなぎ目配管のつなぎ目、配管本体
⑥便座の下、床全体便器ヒビが入っている可能性)
⑦タンクと便器の間密結パッキン
⑧便器と床の間フランジパテ
⑨床板床下の配管

参考)トイレの水漏れを解決

ウォシュレットのどのパーツで水漏れをしているか確認できたら、該当の箇所パーツの内容をご覧ください。

「よく分からないからプロに依頼したい」という方は、費用と依頼時の注意点をこちらでご案内していますので、チェックしてみてくださいね。

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ウォシュレットの水漏れ箇所が「給水ホース(配管・パイプ)」の場合

ウォシュレットの向かって左奥の下が水漏れしている場合、場所と原因は次の通りです。

水漏れの箇所給水管のつなぎ目
水漏れの原因・金具(ジョイント)のゆるみ
・ホースのつなぎ目(接続部)のパッキンの劣化
・金具の劣化
DIYでの解決可能

給水ホースとは、水道とタンクをつないでタンク内に水を送るホースのことです。

給水ホースホースののつなぎ目(ジョイント)部分からの水漏れは、次の順番でチェックしていきます。

①金具(ジョイント)のゆるみ
②パッキンの劣化
③金具(ジョイント)の劣化

一つずつご案内していきますね!

①金具(ジョイント)のゆるみ

スパナなどでナットをチェックをして「ゆるんでいる」と思ったら、締め直してみてください。

締め直して水漏れが無くなれば完了です。

緩んでいない場合や緩みを直してもダメな場合、原因としてはパッキンの劣化や金具の劣化が考えられます。

金具がサビていたり、カビていたりと見た目で怪しい場合は、先に金具の交換を検討してください。

②パッキンの劣化

パッキンの劣化具合を確認するには、給水管を外す必要があります。

・パッキンの見た目がボロボロになっている
・パッキンに触るとザラザラする、黒くなる

このような場合、劣化している可能性が高いです。

パッキンはホームセンターで同じサイズのものを購入することができます。

事前に電話で確認し、念のため現物を持って行って、サイズをチェックしながら購入することをおすすめします。

価格は200円~です。

ホームセンターに行くとこちらのSANEI社のパッキンが置いてあることが多いです。

画像引用)SANEI「給水管アジャストパッキン

該当する配水管の金具を開けて、パッキンを取り出し、サイズを計測して、間違いのないパッキンを購入してください。

経年劣化で縮んでいるかもしれないので、ホームセンターで購入する場合は念のため現物を持っていってください。

交換する場合は、事前準備として次のようなことをしておいてくださいね。

①止水栓を締める
マイナスドライバーで時計回りに回す

②電源を抜く
電源プラグ→アース線の順で抜く

③タンク内の水を出す(レバー大)
④給水管の下にタオルを敷く(残っている水のフォロー)
バケツなどの容器でもOKです

こちらは、交換している様子が分かる動画です。

動画のポイントは次の通りです。

00:30~:給水管を外す様子
01:40~:パッキンを外す様子
04:00~:パッキンを取り付ける様子

動画を見た後、こちらの手順を理解すると、作業がとてもスムーズになりますので、試してみてくださいね。

①ウォシュレットの分岐金具の袋ナットを、モンキーレンチで外す
②Oリングと、分岐金具内のパッキンをつま楊枝で外す
③取付ける周辺のゴミやほこりを取り除く
④Oリングとパッキンを取り付ける
⑤給水管を取り付ける
⑥分岐金具を取り付ける
⑦指で袋ナットを締めてから、モンキーレンチで締める
⑧元栓と、ウォシュレットの止水栓を開ける
⑨水漏れがないか確認する

ウォシュレットの種類によって内容が異なりますので、あなたのトイレに合わせた作業を行ってください。

必要な道具は次の通りです。

必要な道具金額
モンキーレンチ220円~
Oリング(オーリング) 175円~
補修用パッキン200円~
つま楊枝110円~

Oリングとは、密閉性を高めるためのゴムや樹脂製の輪っか。溝に設置する。

画像引用)SANEI「Oリング

ボルトやナットを締めるための工具。サイズを調節できる。

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③金具(ジョイント)の劣化

・金具がサビている(茶色)
・金具がカビている(緑色)

など、見た目で怪しい場合は、金具が劣化している可能性が高いです。

交換用の金具を購入するには、トイレの型番を調べる必要があります。

「型番+分岐金具(連結ホース、ジョイントなど)」で検索すると、販売している通販サイトが出てきます。

ホームセンターに問い合わせてもOKですよ。

画像引用)SANEI「分岐金具

価格は1,500円~です。

交換する場合は、作業する間に次の事前準備をしておいてくださいね。

①止水栓を締める
②電源を抜く
③タンク内の水を出す(レバー大)
④給水管の下にタオルを敷く(残っている水のフォロー)

バケツなどの容器でもOKです

こちらの動画の01:27~で、分岐金具の取り付け方法を案内していますので、交換のイメージを付けておいてください。

動画を見た後、こちらの手順を理解すると、DIYがとてもスムーズになりますので、試してみてくださいね。

①止水栓側の給水管のナットを緩めて、外す
②古い分岐金具を外す
③給水管の接続部分に、パッキンを乗せる
④分岐金具を止水栓に取付ける
⑤止水栓を開く
⑥水漏れがないか確認

時間は10~20分程度かかります。

ウォシュレットの種類によって内容が異なりますので、あなたのトイレに合わせた作業を行ってください。

必要な道具は次の通りです。

必要な道具金額
モンキーレンチ220円~
分岐金具本体1200円~

これでもウォシュレットの水漏れが解決できない場合、原因は他の箇所の可能性が高いです。

原因特定も含めてプロに依頼することも検討してみてください。

>>水漏れの場所を確認する
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ウォシュレットの水漏れ箇所が「給水ホース(配管・パイプ)」の場合

ウォシュレットの向かって左奥の下が水漏れしている場合、場所と原因は次の通りです。

水漏れの箇所給水管本体
水漏れの原因給水管、ホースの劣化
DIYでの解決可能

給水ホース(配管・パイプ)が次のようになっているかもしれません。

・給水管の内部が詰まっている
・給水管が劣化(サビ、損傷)している

給水ホース(配管・パイプ)とは、水道とタンクをつないでタンク内に水を送るホースのことです。

内部が詰まっている場合は、給水管を取り外して、水を通すことで中の詰まりを取ることができます。

それでもダメな場合は、劣化した給水管を交換することになります。

給水管を購入するには次のようにする必要があります。

・給水管の型番のチェックする
・その型番に適合するかどうかを確認する

給水管の価格は800円~です。

作業する間に次の事前準備をしておいてくださいね。

①止水栓を締める
②電源を抜く
③タンク内の水を出す(レバー大)
④水管の下にタオルを敷く(残っている水のフォロー)

バケツなどの容器でもOK

こちらは温水便座用の配水管のパッキンを交換している動画ですが、給水管交換のイメージを付けていただけます。

動画を見た後、こちらの手順を理解すると、DIYがとてもスムーズになりますので、試してみてくださいね。

①レンチで取付ナットを緩める
②給水管を外す
③交換する給水管に、新しいパッキンをつける
④給水管を下側から、取付ける
⑤ナットを手で締める
⑥きつくなったらレンチで締める

時間は5~15分ほどかかります。

給水管の種類によって取付け方法が異なります。

種類取り付け方
給水ホース式上記の方法で交換
フレキシブル管分岐器具の分だけ、給水管の長さが余るので、たるませて取付ける
サプライ管分岐金具も含めて、必要な長さを測って、パイプカッターで切る

トイレによって内容が異なる場合がありますので、あなたの環境に合わせた作業を行ってください。

必要な道具は次の通りです。

必要な道具金額
モンキーレンチ220円~
給水管1,200円~

これでもウォシュレットの水漏れが解決できない場合、原因は他の箇所の可能性が高いです。

原因特定も含めてプロに依頼することも検討してみてくださいね。

>>水漏れの場所を確認する
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ウォシュレットの水漏れ箇所が「給水フィルター(ストレーナー)」の場合

画像引用)TOTO「ウォシュレットのフィルターを掃除します

ウォシュレットの向かって左奥の下が水漏れしている場合、場所と原因は次の通りです。

水漏れの箇所給水管とタンクのつなぎ目、止水栓付近(ウォシュレットによって異なる)
水漏れの原因砂やゴミ、水垢などの詰まり
DIYでの解決可能
給水フィルター(ストレーナー)とは?

水道から出る砂やゴミなどの異物を取り除く役割を果たす、網目状のパーツ。

給水フィルター(ストレーナー)のある場所は、トイレによって異なるため、説明書で場所を確認する

画像引用)LIXIL「シャワートイレのお手入れ

給水フィルターが目詰まりしていると、水が押しとどめられて流れずに水漏れの原因となることがあります。

まずは、しっかりと閉まっているか確認し、(緩い?)(緩いかも?)と思われたら給水フィルターを締め直してください

それでもダメな場合は、ウォシュレットの水漏れの原因が給水フィルターの詰まりの可能性がありますので、取り外して掃除をします。

作業する間に次の事前準備をしておいてくださいね。

①止水栓を締める
②電源を抜く
③タンク内の水を出す(レバー大)
④給水管の下にタオルを敷く(残っている水のフォロー)

バケツなどの容器でもOK

こちらは給水フィルター付きの水抜き栓を交換している様子が分かる動画です。

取り外したら、ブラシで汚れを取ります。

汚れを取り切ったら、給水フィルターをはめて完了です。

これでダメな場合は、お使いのウォシュレットに適合する給水フィルターが劣化している可能性がありますので、購入して交換することになります。

価格は1,000円~です。

先ほどの動画を見た後、こちらの交換手順を理解すると、作業がとてもスムーズになりますので、試してみてください。

①止水栓の外側の溝に、開閉工具を差し込み回す
②反時計回し(左)に回して、取り外す
③給水フィルターのゴミを取る
④給水フィルターを新しいものに交換する
⑤時計回し(右)に回して、取り付ける
⑥開閉工できっちり閉める

トイレによって内容が異なりますので、あなたの環境に合わせた作業を行ってくださいね。

必要な道具は次の通りです。

必要な道具金額
開閉工具120円~
※ナイフ(開閉工具の代用)100円~
給水フィルター200円~

開閉工具は同梱の説明書の袋に入っていますが、もし入っていない場合は、ナイフや金属片で代用できます。

これでもウォシュレットの水漏れが解決できない場合、原因は他の箇所の可能性が高いです。

原因特定も含めてプロに依頼することも検討してみてください。

>>水漏れの場所を確認する
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ウォシュレットの水漏れ箇所が「水抜栓(みずぬきせん)の場合

画像引用)LIXIL「INAX シャワートイレ Kシリーズ 取扱説明書

ウォシュレットの向かって左奥の下や右奥の下が水漏れしている場合、場所と原因は次の通りです。

水漏れの箇所水抜栓(みずぬきせん)周り(タンクの左下や右下あたりの給水管との結合箇所付近)
水漏れの原因・水抜栓の劣化
・Oリンク、パッキンの劣化
DIYでの解決可能
水抜栓(みずぬきせん)とは?

トイレのタンク内に入っている水を排出させる栓。

冬に水が凍結して膨張し、タンクや便器が破損しないようにするために使う。

水抜栓のある場所は、トイレによって異なるため、説明書で場所を確認する

画像引用)LIXIL「水抜栓から水が漏れる

水抜栓は、タンクの左下や右下あたりの給水管との結合箇所付近にあります。

まずは、水抜栓がしっかりと閉まっているか確認し、(緩い?)(緩いかも?)と思われたら締め直してください。

それでもダメな場合は、水抜栓やOリングやパッキンの劣化の可能性がありますので、取り外して交換します。

・Oリングやパッキンは150円~
・水抜栓は1,000円~

こちらは給水フィルター付きの止水栓を交換している動画です。

作業する前に次の事前準備をしておいてくださいね。

①止水栓を締める
②電源を抜く
③タンク内の水を出す(レバー大)
④給水管の下にタオルを敷く(残っている水のフォロー)

バケツなどの容器でもOKです

動画を見た後、こちらの手順を理解すると、作業がとてもスムーズになりますので、試してみてください。

時間は5~15程度かかります。

①マイナスドライバーを、水抜栓の溝に差し込む
②反時計回り(左)に回す
③緩んで、凹凸部分が出てきたら、指でゆっくり引き抜く
④新しい水抜栓を入れる
⑤時計回り(右)に回す
⑥マイナスドライバーで締める
⑦止水栓を緩る
⑧電源を入れる
⑨水漏れがないかチェックする

必要な道具は次の通りです。

必要な道具金額
マイナスドライバー110円~
水抜栓700円~

トイレによって内容が異なりますので、あなたの環境に合わせた作業を行ってください。

これでもウォシュレットの水漏れが解決できない場合、原因は他の箇所の可能性が高いです。

原因特定も含めてプロに依頼することも検討してみてください。

>>水漏れの場所を確認する
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ウォシュレットの水漏れ箇所が「リモコン・操作パネル」の場合

ウォシュレットの向かって左奥の下や右奥の下が水漏れしている場合、場所と原因は次の通りです。

水漏れの箇所リモコン・操作パネルの下、他 
水漏れの原因・本体内部のどこかの部品の劣化、損傷
DIYでの解決可能(手間がかかる、難易度高め)

リモコン・操作パネルが便座と一体型の場合、ごくまれにここから水漏れすることがあります。

リモコン単体では販売していませんので、ウォシュレットごと交換する必要があります。

画像引用)SANEI「シャワンザ

ウォシュレットの価格は、15,000円~200,000円です。

ウォシュレットの交換方法はこちらの動画でご確認ください。

もしDIYする場合は、以下の手順と照らし合わせながら動画をチェックすると、イメージが定着しますので、試してみてください。

作業する前に次の事前準備をしておいてくださいね。

①止水栓を締める
②電源を抜く
③タンク内の水を出す(レバー大)
④給水管の下にタオルを敷く(残っている水のフォロー)

バケツなどの容器でもOKです

手順は次の通りです。

①止水栓から分岐金具を外す
②古い給水ホースを取り外す
③古いウォシュレットを取り外す
④古いベースプレートを取り外す
⑤古いゴムブッシュを取り外す
⑥新しいゴムブッシュを取り付ける
⑦新しいベースプレートを取り付ける
⑧新しいウォシュレットを取り付ける
⑨新しい給水ホースに分岐金具を取り付ける
⑩分岐金具を止水栓に取り付ける
⑪アース線と電源プラグを差し込む
⑫止水栓を開く
⑬動作確認をする

時間は1~2時間ほどかかります

種類によって内容が異なりますので、あなたのウォシュレットに合わせた作業を行ってください。

必要な道具は次の通りです。

必要な工具価格
プラスドライバー200円~
マイナスドライバー200円~
スパナ200円~
モンキーレンチ700円~
ウォータープライヤー1,000円~
便座締付工具900円~
代替ウォシュレット15,000円~200,000円

モンキーレンチとウォータープライヤーは必須ではありませんが、あると便利です!

プライヤーはナットを挟んで締めたり、回したりする工具。挟む箇所にギザギザが付いていて滑りにくい。

ウォータープライヤーは水回りのナットを扱いやすいように、挟む箇所が斜めになっている。

これでもウォシュレットの水漏れが解決できない場合、原因は他の箇所の可能性が高いです。

原因特定も含めてプロに依頼することも検討してみてください。

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ウォシュレットの水漏れ箇所が「洗浄ノズル」の場合

画像引用)TOTO「ウォシュレットSB 取扱説明書

ウォシュレットの洗浄ノズルが水漏れしている場合、場所と原因は次の通りです。

水漏れの箇所洗浄ノズル周り
水漏れの原因・洗浄ノズルを構成する部品の劣化
・ノズルユニットの劣化
・バルブユニットの劣化
DIYでの解決可能な場合もある(交換品の購入の可否による、難易度高め)

ノズルユニットとは、ノズルの出し入れをコントロールをしている部品のことです。

画像引用)Deto「ノズルユニットの交換方法

DIYでの解決方法は次の2つあります。

①見えているノズル部分の交換
②ノズルを動かしているノズルユニットごとの交換

それぞれご案内していきます!

ノズルの交換

事前準備として、水漏れがある場所にバケツやタオルを置いておいてください。

こちらはノズル交換の動画です。

以下の手順と照らし合わせながら動画をチェックすると、イメージが定着しますので、試してみてください。

①リモコンの副操作部を開く
②「ノズルそうじボタン」を押す
③ノズル洗浄用の水が、数秒出る
④おしり洗浄ノズルの先端をつかむ
⑤反時計回りに回して外す
⑥新しいノズル先端部品を差し込む
⑦時計回りに回して取付ける
⑧もう一度「ノズル洗浄ボタン」を押す
⑨水漏れや不調がないか確認する

「ノズルそうじボタン」がない場合があるなど、ウォシュレットの種類によって内容が異なります。

説明書を読むなど、あなたのトイレに合わせた作業を行ってくださいね。

必要な道具は次の通りです。

必要な道具金額
ノズル先端部品530円~

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ノズルユニットの交換について

交換するには、トイレ本体を分解する必要がありますので、かなりDIY難易度は高いです。

こちらは水回りのパーツのOEMをしているDeto社の「ノズルユニットの交換方法」の案内用PDFです。

>>ノズルユニットの交換方法のPDF(Deto社)

こちらのPDFには次のようなノズルユニットの交換方法の手順が、写真付きで丁寧に書かれていますので、ご覧になってみてください。

手順は次の通りです。

①温水洗浄便座を外す
②ノズル、ノズルユニットを取り外す
③新しいノズルユニットを取り付ける
④本体カバーを閉める
⑤温水洗浄便座を取り付ける
⑥電源を入れる(自動給水)
⑦動作確認

DIY難易度は「パソコンの組み立てをしたことがある人なら可能」といったレベル感です。

元に戻せなくなったり、他の箇所を損傷させたりするリスクがありますので、基本的に、プロに見てもらうことをおすすめします。

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「それでも」という方は、まずはノズルユニットを購入してください。

ノズルユニットの価格は5,000~10,000円ほどです。

ホームセンターでは販売していませんので、ネットで検索して取り扱っている通販サイトを探す必要があります。

①「型番+ノズルユニット」で検索
②交換用として使えるかをリサーチ

交換品が無ければ、ダメ元でメーカーに問い合わせてみてください。

必ず次の事前準備をしてから実施してくださいね。

①止水栓を締める
②電源を抜く
③タンク内の水を出す(レバー大)
④給水管の下にタオルを敷く(残っている水のフォロー)

バケツなどの容器でもOKです

これでもウォシュレットの水漏れが解決できない場合、原因は他の箇所の可能性が高いです。

原因特定も含めてプロに依頼することも検討してみてください。

>>水漏れの場所を確認する
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ウォシュレットの水漏れ箇所が「バルブユニット」の場合

画像引用)TOTO「バルブユニット」

ウォシュレットの向かって左奥の下や洗浄ノズルから水漏れしている場合、場所や原因は次の通りです。

水漏れの箇所洗浄ノズル
水漏れの原因・バルブユニットを構成する部品の劣化、損傷
・電磁弁の詰まり
DIYでの解決可能な場合もある(交換品の購入の可否による、難易度高め)
バルブユニットとは?

洗浄ノズルの水・お湯の出し入れをコントロールするパーツ。ウォシュレットの内部に組み込まれている。

バルブユニットの交換は、DIY難易度が高く、元に戻せなくなったり、他の箇所を損傷させたりするリスクがありますので、基本的に、プロに見てもらうことをおすすめします。

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「それでも…」という方は、自己責任でDIYにチャレンジしてみてください。

まず、バルブユニットを購入方法です。

次の手順で調べて、適合するバルブユニットを購入してください。

①型番+バルブユニットで検索
②交換用として使えるかをリサーチ

バルブユニットはホームセンターでは取り扱っていないのでネット通販で購入することになります

バルブユニットの価格は4,000~25,000円です。

交換するには、トイレ本体を分解する必要があります。

こちらの動画の02:40~をご覧になってみて、チャレンジするかどうか、判断してみてください。

パソコンの組み立てをしたことがある人なら可能、といったレベル感ですので、DIYはおすすめではありません。

必ず次の事前準備をしてから実施してください。

①止水栓を締める
②電源を抜く
③タンク内の水を出す(レバー大)
④給水管の下にタオルを敷く(残っている水のフォロー)

バケツなどの容器でもOK

交換手順は次の通りです。

①便座側面の4ヶ所にあるビスを、取り外す
②カバーを外す
③バルブユニットを見つける
④水チューブのクリップを外す
⑤Oリングを交換する
⑥バルブユニットの取付ビズを外す
⑦左側面のビズと、カバーを取り外す
⑧バルブの締付けビズを外す
⑨周辺のビズや端子を外す
⑩バルブユニットを取り外す
⑪カプラー二か所を、マイナスドライバーで外す
⑫バルブユニットを外す
⑬水漏れをふき取る
⑭バルブユニットの端子を付ける
⑮ビズを付ける
⑯カバーをつける前に、ウォシュレットの電源を入れる
⑰人感センターが反応するように、段ボールでカバーする
⑱止水栓を緩める
⑲ウォシュレットの動作確認をする
⑳カバーを付ける
㉑便座側面の4ヶ所にあるビズを付ける

ウォシュレットの種類によって内容が異なりますので、あなたのトイレに合わせた作業を行ってくださいね。

時間は30~2時間ほどかかります。

必要な道具は次の通りです。

必要な道具金額
ドライバー100円~
Oリング150円~
バルブユニット4,000~25,000円

これでもウォシュレットの水漏れが解決できない場合、原因は他の箇所の可能性が高いです。

原因特定も含めてプロに依頼することも検討してみてください。

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ウォシュレットの水漏れが「まだ解決できない…」という方へ

ここまでの方法でウォシュレットの水漏れがまだ解決できていない場合、原因は便座ではなく、貯水タンクや便器にあるかもしれません。

水漏れの箇所を再度確認し、該当すると思われるパーツをクリックしてください。

水漏れの箇所チェックするパーツ
①便器内タンク内部
②手洗い管(手洗い金具)付け根のパーツ、手洗い管本体
③タンク上部のフタタンク内部
④タンク、便器全体タンク・便(※結露の可能性)
⑤配管のつなぎ目配管のつなぎ目、配管本体
⑥便座の下、床全体便器(※ヒビが入っている可能性)
⑦タンクと便器の間密結パッキン
⑧便器と床の間フランジパテ
⑨床板床下の配管

DIYで解決できる内容もあれば、業者に依頼すべき内容もあります。

適切な判断をしていただければと思います。

参考)トイレの水漏れを解決!

ウォシュレットの水漏れをプロに修理してもらう場合の費用と注意点

ウォシュレットの水漏れをプロに依頼した場合の費用の費用は下記の通りです。

内容費用
パッキン交換5,000円~+部品代
金具の交換5,000円~+部品代
給水管の詰まり解消、交換5,000円~+部品代
給水フィルター(ストレーナー)交換5,000円~+部品代
Oリング・パッキン交換5,000円~+部品代
水抜栓交換5,000円~+部品代
バルブユニット交換10,000円~+部品代
ウォシュレットの交換30,000円~+部品代

なお、ウォシュレットには次の3種類あります。

・組合せトイレ
・一体型トイレ
・タンクレストイレ

このうち、組み合わせトイレが最も安いです。

この組合せトイレの交換をプロに依頼した場合の費用は次の通りです。

取付費用10,000~15,000円
本体代20,000円~80,000円
合計30,000~95,000円

一体型トイレやタンクレストイレの場合は、+数万円~20万円ほどかかります。

この他、業者によっても修理や交換の価格は大きく異なります。

コスパの良い修理・交換のためには、次の注意点を押えて選ぶようにしてください。

業者選びの注意点

①「料金が明確」と表示しているところを選ぶ
②見積もり代、キャンセル代がかからないところに依頼する
③サービスの良いところに依頼する

例えば、暮らしの119番では、明朗会計ですし、見積もりに無料で作成しています。

また、他社よりも高い場合は応相談と柔軟性とても高いので、必ず一度は見積もり依頼をしてみてください。

ウォシュレットの水漏れのまとめ

このページのまとめ

・ウォシュレットの水漏れ箇所は3つ
・チェックするパーツは7つ
・DIYするかプロに依頼するか判断して的確に対応する

ウォシュレット(シャワートイレ・温水洗浄便座)の水漏れがあったら、応急処置をしてください。

その後は、場所を見極めて、DIYするか、プロに依頼するかを判断します。

プロに依頼する場合は、ごくまれに悪徳・悪質な業者がいますので、複数の会社に依頼し、内容と相場を把握してから依頼してくださいね。

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