お風呂・浴槽の水漏れは即解決!自分でできる対策を動画付きで解説

お風呂で水漏れしている…。DIYで解決できるかな?」
「浴槽の水漏れがだんだんひどくなってきた。どこから漏れてるの?」
お風呂の蛇口からポタポタと水漏れしてる。自分でも修理できるかな?」

お風呂や浴槽(バスタブ)の水漏れを解決するには原因の特定が必要です。

このページでは、「原因の特定の仕方」と原因に応じた「水漏れの解決方法」をご案内しています。

DIYで即解決するか?プロに依頼して即解決するか?を素早くご判断いただくために、ぜひお役立てください!

>>プロに依頼する

浴槽・風呂の水漏れ、最初にするのは…

浴槽、風呂の水漏れ「はじめの一歩」!

浴槽、風呂の水漏れがあったら、まずは浴室の蛇口の止水栓を閉めてください。

止水栓を閉めて水漏れが止まれば、原因が蛇口・水栓に絞られます。

蛇口の修理では止水栓を必ず閉めますので、この後の手順が1つ減ります。

また、水道代が知らぬ間に高騰してしまったというリスクを避けることができます。

水漏れがあったら、まずは上記のようにしてください。

その後、状況を確認します。

浴槽や風呂の水漏れは、状況に応じて原因が異なりますので、原因を特定するにはこの状況確認が必要です。

状況原因
蛇口から水が垂れている・蛇口やシャワーホースの劣化
水を貯めても無くなっていく・排水口の劣化(ゴム栓、パッキン)
浴槽に水滴がある・換気扇、天井の結露
・蛇口のナットの緩み
・蛇口、シャワーヘッド部品の劣化
床、排水溝付近に水がある・蛇口やシャワーホースの劣化
・排水管、排水桝、汚水枡の詰まり
浴槽と床の間に水がある・蛇口やシャワーホース、排水管の劣化
給水口・循環口から水が出る・電磁弁など給湯管のパーツの故障
湯舟にひびが入っている・経年劣化、物理的な衝撃
・地震による歪み
・設置によるミス浴槽のひび割れ
壁や床下からの水漏れ・コーキングの経年劣化
・壁面や床下の配管、パイプ類の破損

状況を確認し、原因に応じた適切な対策をすることで水漏れは解決できます。

なお、浴槽の水漏れで最も多いのは、蛇口のパッキンの劣化による水漏れです。

>>蛇口から水が垂れている場合はこちら

賃貸アパート・マンションの場合

賃貸の場合は次のようにすること。

①大家や管理会社に連絡を入れる
②契約書を確認する

自分で修理できる程度の水漏れでも、勝手に修理をしてしまうと、後でトラブルになる可能性がある。

そのため、まずは大家や管理会社に連絡を入れること。

「モノを落として浴槽にヒビが入った」「いたずらで蛇口にぶつかった」などあなたに過失がない場合、基本的に貸主の所有物のため貸主が費用を負担する。

念のため契約書の「費用負担者の項目」を確認をしておくこと。

浴槽の水漏れの状況が「蛇口から水が垂れている」場合の原因と対策

浴槽の蛇口から水漏れしている場合、原因と対策は下記の通りです。

原因対策
・ナットのゆるみ・各ナットを締める
・パッキンの劣化・各種パッキンの交換
・開閉バルブ(切替弁、開閉ユニット)の劣化・開閉バルブの交換
・シャワー、シャワーホースの劣化・シャワーヘッドの交換、シャワーホースの交換
・シールテープの劣化・取付脚のシールテープのまき直し
・水栓・蛇口の劣化・水栓金具の交換

それぞれご案内していきます!

ナットのゆるみ

壁付のツーハンドル水栓のナットの位置

水漏れの原因がナットのゆるみの場合、締め直します。

ナットがある位置は次の通りです。

ナットがある位置

①スパウトの付け根
③蛇口と取付脚の間
④取付脚と壁の間
⑤シャワーホースと蛇口の付け根
⑥シャワーホースとヘッドの付け根

お風呂の水栓金具の種類は大きく2つあります。

お風呂の縁についている種類の水栓。蛇口の形によってナットの場所は異なる。

台付のサーモスタット混合栓
台付のツーハンドル混合栓

浴室の壁に付いている蛇口。水栓の形によってナットの位置は異なる。

壁付のサーモスタット混合栓
壁付のツーハンドル混合栓

ご自宅の蛇口を確認し、ナットをチェックしてみてください。

間違えて、止水栓を触らないようにしてくださいね。

パッキンの交換

水漏れの原因がパッキンの劣化の場合、交換します。

水栓の種類はいくつかあり、パッキンは様々な場所に付いていますので、その確認が必要です。

パッキンの場所

パッキンがある位置

①ハンドル・レバーの下
②スパウトの付け根
③蛇口と取付脚の間
④シャワーホースと蛇口の付け根
⑤シャワーホースとヘッドの付け根

パッキンは蛇口に複数ヶ所あります。

蛇口のパッキンの箇所の例
シャワーのパッキンの箇所の例

蛇口の種類は大きく2つあり、パッキンの場所は水栓金具の形で異なります。

ご自宅の蛇口を確認し、中のパッキンを確認して、次のような状態なら劣化していますので、交換してください。

・ボロボロとした見た目
・触るとザラザラする
・触ると手が黒くなる

パッキン交換の手順は次の通りです。

①水漏れ箇所を確認する
②止水栓を閉める
③パッキンを確認する
④使用されている種類とサイズを調べる
⑤止水栓を閉める
⑥蛇口に対応したパッキンを購入する

ホームセンターに行く場合は、念のためパッキンを持って行くことをおすすめします。経年劣化で縮んでいることがあるからです。

こちらは、「古いタイプのツーハンドル混合栓のパッキン交換」の動画です。

先ほどもご案内したように、お風呂の水栓の種類はいくつかあり、パッキンは様々な場所に付いています。

より詳しくはこちらでご確認ください。

>>ツーハンドル混合栓のパッキン交換方法
>>シングルレバー混合栓のパッキン交換方法

開閉バルブ(切替弁、開閉ユニット)の劣化

水漏れの原因が開閉バルブ(切替弁、開閉ユニット)の劣化の場合、交換します。

水や湯の出し入れを調節する部品。

切替弁、開閉ユニット、カートリッジなどと呼ばれる。

画像引用)TOTO「開閉ユニット TH577型

開閉バルブが劣化すると次のような状態になります。

・吐水口から水がポタポタと漏れている
・レバーを「閉」にしても水が出続ける

こちらの動画をチェックして、開閉バルブの交換をしてみてください。

どのメーカーの水栓でも、どの種類でも、交換方法はほぼ同じです。

手順は次の通りです。

①止水栓を閉める
②ハンドルを外す
③ナットを外す
④開閉バルブを外す
⑤新しいバルブを取り付ける
⑥ナットを取り付ける
⑦ハンドルを取り付ける
⑧止水栓を開ける
⑨動作確認をする

水栓によって多少異なりますので、ご自宅の環境に合わせた手順を事前に確認しておいてくださいね。

使う道具は次の通りです。

部品値段
交換用の開閉バルブ2,000円~
マイナスドライバー100円~
プラスドライバー100円~
モンキーレンチ1,500円~

DIYする場合は、水栓のメーカーと型番で開閉バルブ(切替弁、開閉ユニット)を探して交換します。

購入先はネット通販が便利です。

シールテープの劣化

水漏れの原因がシールテープの劣化の場合、交換します。

浴室の壁内の給水管に、蛇口の取付脚を取り付ける際にできる「隙間を埋めるテープ」。

材質はテフロン。価格は100円~。

画像引用)SANEI「シールテープ

壁付の蛇口の取付脚と壁の間から水漏れしている場合、シールテープの劣化の可能性が高いです。

壁付のサーモスタット混合栓
壁付のツーハンドル混合栓

取付脚のシールテープのまき直しの手順はこちらの動画で確認できます。

手順はこちらのページで詳しくご案内していますので、ご覧になってみてください。

>>壁付水栓の交換手順を見る

浴槽の水漏れの状況が「水を貯めても無くなっていく」場合の原因と対策

浴槽の水漏れの状況が「水を貯めても無くなっていく」場合の原因と対策は下記の通りです。

原因対策
・排水口の劣化(排水栓、パッキン)排水栓、パッキンの交換

お風呂に湯を貯めても、湯船から湯が無くなっていく場合は、排水栓やその部品の劣化、破損の可能性が高いです。

次のパーツの交換を検討してみてください。

排水栓用パッキン(250円~)

画像引用)Panasonic「ポップアップ排水密閉フタ


ゴム製の排水栓(700円~)


金属製の排水栓(1,500円~)

ポイント!

ご家庭のお風呂によって内容が異なりますので、あなたの浴槽に合わせた作業を行ってくださいね。

浴槽の排水栓用パッキンを交換する方法

パッキンを触ってボロッとしたり、黒色が手に付いたしたら、交換のタイミングです。

浴槽の排水栓用パッキンを交換する方法は、こちらの動画でチェックできます。
操作ボタンを押すと排水栓が開閉できる浴槽

手順は次の通りです。

①浴槽の栓を外す
②裏のパッキンを外す
③裏表を間違えないようにはめる
④栓を浴槽にはめる

交換用パッキンは約200円~です。

購入するパッキンの特定をするために、浴槽のメーカーに直接問い合わせてみてください。

ハウスメーカーで建てた場合は、ハウスメーカーに問い合わせをしてみてくださいね。

ホームセンターに訪れる場合は、事前に「あるかどうか」の確認をしてください。

ゴム栓を交換する方法

ゴム栓がボロボロの場合はゴム栓を交換します。

こちらはゴム栓を鎖ごと交換している動画です。

手順は次の通りです。

①「交換用のゴム栓」の取付部を外す
②「既存のゴム栓」をバスタブの取付部から鎖ごと外す
③「交換用のゴム栓」をバスタブの取付部に取り付ける

「ネジ式」の場合は手順が違います。

この他ゴム栓だけを交換することもできます。

価格は次の通りです。

・鎖付きのゴム栓の価格:900円~
・ゴム栓だけの価格:500円~

金属製の排水栓を交換する方法

こちらは金属製の排水栓の交換をしている動画です。
操作ボタンを押すと排水栓が開閉できるお風呂

手順は次の通りです。

①ボタンを押して排水口を開ける
②力を入れて排水栓を垂直に引っ張る
③ボタンを押して排水口を閉める
④新しい排水栓を押し込む
⑤排水栓から「カチッ」と音がしたら完了

自分では難しい…」という方は、プロに依頼してくださいね。

プロに依頼した場合の費用は次の通りです。

・プロに依頼した場合の費用

状況費用
湯舟の排水栓のパッキンの交換3,000円~+部品代
湯舟の排水栓の交換10,000円~+部品代

この対策をしてもダメだった…」という場合は、バスタブのひび割れの可能性があります。

DIY難易度が高いので、プロに依頼することをご検討ください。

・プロに依頼した場合の費用

状況費用
湯舟のひび割れ補修40,000円~+部品代
浴槽の交換50,000円~+部品代

浴槽の水漏れの状況が「浴槽に水滴がある」場合の原因と対策

浴槽にいつまでも水滴がある場合の原因と対策は下記の通りです。

原因対策
換気扇、天井の結露・入浴中の換気扇を止める
・入浴前に換気扇の乾燥運転をする
蛇口のナットの緩み、蛇口の部品の劣化・ナットを締め直す
・パーツを交換する
シャワーヘッド、ホース、付け根の劣化・ナットを締め直す
・パーツを交換する

それぞれご案内していきます!

ポイント!

ご自宅の浴槽によって作業内容が異なりますので、あなたの環境に合わせた作業を行ってください。

換気扇、天井の結露

換気扇や天井から水が漏れるのは結露が原因の可能性が高いです。

次のような対策をしてみてください。

・入浴前に換気扇の乾燥運転をする
・入浴中は換気扇を止める
・入浴後はお風呂のふたを閉める
・浴室もOKの除湿機を使う

浴室もOKの除湿機の価格は5,000円~です。

除湿器の価格は機能の高さに比例して高額になります。

蛇口のナットの緩み、蛇口の部品の劣化

浴室の蛇口からポタポタと水が出ている場合、場所別に原因と対策が異なります。

場所原因対策
ハンドル下・内部の三角パッキンの劣化・三角パッキンの交換
吐水口(先端)・内部のコマパッキン(ケレップ)
・開閉バルブ(切替弁、開閉ユニット)の劣化
・パーツの交換
偏心管と水道・壁の付け根・ナットのゆるみ
・シールテープの劣化
・ナットの締め直し
・シールテープの交換

まずはナットが緩んでいる可能性を考えて、締めてみてください。

緩んでいない場合は、水漏れの原因がパッキンの劣化の可能性が高いです。

パッキンを触り、ボロッとしていたり、手が黒くなったりしたら交換します。

パッキンの交換方法については、詳しくは蛇口の種類ごとにご案内しています。

・ツーハンドル混合栓

>>ツーハンドル混合栓のパッキン交換方法

・シングルレバー混合栓

>>シングルレバー混合栓のパッキン交換方法

画像引用)TOTO「浴室水栓 TBV03301J」

パッキンの交換ではなく、蛇口本体の劣化の場合、交換する必要があるかもしれません。

シャワーヘッド、ホース、付け根の劣化

シャワーからポタポタと水が出ている場合、場所別に原因と対策が異なります。

場所原因対策
シャワーヘッド・シャワーヘッドの劣化シャワーヘッドの交換
ホース本体・ホースの劣化ホースの交換
ホースとヘッドの付け根・内部のパッキンの劣化ナットを締め直す、パーツを交換する

いずれもDIYで対応できます。

こちらの動画をチェックして、イメージを付けてみてください。

①シャワーヘッドだけを交換
↓↓↓

②シャワーホースだけを交換
↓↓↓

③ヘッドとホースのセットを交換
↓↓↓

④シャワー側の付け根にあるパッキンを交換
↓↓↓

⑤シャワーの蛇口側の付け根にあるパッキンを交換
↓↓↓

ホームセンターかネット通販でお使いのシャワーに適合するヘッド、ホース、パッキンを購入すれば、自分で交換できます。

製品価格
シャワーヘッド1,000円~
シャワーホース1,000円~
パッキン100円~

交換をする際は、事前に蛇口に付いている止水栓を閉めてくださいね。

ご家庭のお風呂によって内容が異なりますので、あなたの浴槽に合わせた作業を行ってください。

プロに依頼し場合の費用は次の通りです。

・プロに依頼した場合の費用

状況費用
風呂の蛇口のパーツ交換5,000円~+部品代
風呂の蛇口交換8,000円~+部品代
シャワーヘッドのパーツ交換3,000円~+部品代
シャワーヘッド交換3,000円~+部品代

浴槽の水漏れの状況が「床、排水溝付近に水がある」場合の原因と対策

浴室の床、排水溝付近に水がある場合の原因と対策は下記の通りです。

原因対策
蛇口の劣化・ナットを締め直す
・パーツを交換する
シャワーヘッド、ホース、付け根の劣化・ナットを締め直す
・パーツを交換する
排水管、排水桝・汚水枡の詰まり・排水管の洗浄
・排水桝、汚水枡の洗浄

蛇口の劣化については「蛇口やシャワーホースの劣化の場合の対策」、シャワーの劣化については「シャワーヘッド、ホース、付け根の劣化の対策」をご覧ください。

ポイント!

ご自宅の浴槽によって作業内容が異なりますので、あなたの環境に合わせた作業を行ってください。

お風呂の排水口にはヘアキャッチャーがあるので、大抵のものは防ぐことができます。

床に水がいつまでも残っている場合、まずはヘアキャッチャーの掃除をしてみてください。

それでも状況が変わらない場合は、排水管に髪の毛やヒゲ、皮脂、石けんカス、ぬめり、固形物などが詰まっている可能性があります。

次のような道具でつまりを取ってください。

・ラバーカップ(500円~)
・真空ポンプ(2,000円~)
・排水管クリーナー(350円~)
・排水管用の薬剤(300円~)

いずれもDIYで対応できます。

こちらの動画をチェックして、イメージを付けてみてください。

①ラバーカップで排水管の詰りを解消
↓↓↓

②真空ポンプで排水管の詰りを解消
↓↓↓

③排水排水管用の薬剤(クリーナー)で詰りを解消
↓↓↓

それでも水漏れが解消しない場合は、排水管の奥の方(排水桝・汚水枡)で詰っている可能性があります。

排水管を通って流れた排水や固形物(ゴミ、土、泥、ヘドロなど)が混ざらないようにする装置。

固形物だけが排水桝に残り、水は下水管へ移動し、最終的に下水処理場へ移動する。

排水桝は複数ある。

こちらは、排水桝・汚水枡の洗浄をしている様子が分かる動画です。

難易度を考えると、DIYは非推奨です。

慣れないことをして、排水管や設備を破損してしまうリスクがありますので、プロを呼んで対応してもらってくださいね。

プロに依頼した場合の費用は次の通りです。

・プロに依頼した場合の費用

内容費用
浴室の排水管の洗浄7,000円~
浴室の排水桝・汚水枡の洗浄8,000円~+部品代

参考)排水口、排水管、排水溝の水漏れ

浴槽の水漏れの状況が「浴槽と床(ゆか)の間」場合の原因と対策

浴槽と床(ゆか)の間に水がある場合の原因と対策は上記の通りです。

原因対策
浴槽下の排水管の詰まり・詰りを取る
・業者に修理を依頼
浴槽下の排水管の劣化・プロに依頼
給湯器のナットのゆるみ、パーツ、パイプの劣化・プロに依頼(給湯器のナットの締め直し、パーツ交換、給湯器の交換)
ポイント!

ご自宅の浴槽によって作業内容が異なりますので、あなたの環境に合わせた作業を行ってください。

それぞれご案内していきますね!

浴槽下の排水管の詰まり

目視できる範囲に詰まりがあれば、洗浄します。

こちらの動画のように水が流れない状態になっていることがありますので、確認してみてください。

こちらの動画では、洗浄機を使った後、吸引機を使っている様子が分かります。
DIY難易度が高いので非推奨です。

洗浄するツールの価格は次の通りです。

・高圧洗浄機:15,000円~
・パイプクリーナーホース:3,000円~

目視できない範囲につまりが無い場合は、設置されている浴槽・バスタブを取り外して確認する必要があります。

ですが、バスタブを取り外すのはやめてください。

DIYの範疇を越えており、何かしらのリスクが発生する可能性があるからです。

プロに依頼した場合の費用は次の通りです。

・プロに依頼した場合の費用

内容費用
浴室の排水管の洗浄7,000円~

浴槽下の排水管の経年劣化

排水口と排水管、その周辺のパーツが経年劣化している可能性もあります。

こちらもDIYの範疇を越えており、何かしらのリスクが発生する可能性があるため、DIYは非推奨です。

プロに依頼した場合の費用は次の通りです。

・プロに依頼した場合の費用

内容費用
湯舟の排水栓の交換10,000円~+部品代
浴室の排水管の交換20,000円~+部品代

給湯器のナットのゆるみ、パーツ、パイプの劣化

給湯器関連の水漏れの主な原因

・給排水ホースの裂傷
・パッキンなどの内部パーツの劣化
・各種接続部の緩み
・安全弁(逃がし弁)、水抜き栓などの故障

給湯器については、「素人の手には負えない」と考えて、DIYではなく、プロに依頼してください。

給湯器の交換や設置には、次のような資格が必要だからです。

【ガス関連の資格】
・液化石油ガス設備士
・簡易内管施工士
・ガス可とう管接続工事監督者
・ガス機器設置スペシャリスト
・ガス消費機器設置工事監督者

【ガス以外の資格】
・電気関連の第二種電気工事士
・給水装置工事主任技術者

繰り返しになりますが、むやみに中を見ないようにしてくださいね。

最新のものは高性能ですので、何かあったら給湯器ごとの交換となってしまいます。

給湯器本体の価格は35,000円~です。

プロに依頼した場合の費用は次の通りです。

・プロに依頼した場合の費用

内容費用
お風呂用の給湯器の配管修理5,000円~+部品代
お風呂用の給湯器の交換35,000円~+部品代

交換費用は業者や給湯器の価格によって大きく異なります。

浴槽の水漏れの状況が「給水口・循環口から水が出る」場合の原因と対策

給水口・循環口からいつまでもポタポタと水が漏れてくる場合、原因と対策は次の通りです。

原因対策
・給湯器の故障
・配管の破損
・経年劣化
・給湯器の給水バルブを閉める
・給湯器の電磁弁を交換する
・修理、交換をプロに依頼する

お湯が出てくる丸い箇所のこと

給湯器のお湯が出る箇所に設置されているパーツで、浴槽にお湯を貼る時だけ機能する

電磁弁の締まりが悪くなると水が漏れてしまいます。

「お湯はり」ボタンを押して、お湯が出ない場合は、電磁弁が故障している可能性が高いです。

給湯器用の電磁弁の価格は2,000円~です。

こちらは、電磁弁を交換している様子が分かる動画です。

先ほどもご案内したお通り、給湯器の交換は資格が必要ですので、プロに依頼してください。

給湯器本体の価格は35,000円~です。

この他、次の可能性もあります。

・水が通る配管が凍結などで破損してしまっている
・給湯器の電子基板の故障

この場合は判断が難しいです。

ですので「給水口・循環口から水が出る」場合は、基本的にプロに依頼することを検討してくださいね。

プロに依頼した場合の費用は次の通りです。

・プロに依頼した場合の費用

内容費用
お風呂用の給湯器の電磁弁の交換7,000円~+部品代
お風呂用の給湯器の配管を修理5,000円~+部品代
給湯器の交換50,000円~+部品代

交換費用は業者や給湯器の価格によって大きく異なります。

浴槽の水漏れの状況が「湯舟にひびが入っている」場合の原因と対策

浴槽の水漏れの状況が「湯舟のひびが入っている」場合、原因と対策は上記の通りです。

原因対策
・経年劣化
・物理的な衝撃
・地震による歪み
・アルミテープ、補修テープ、パテなどで応急処置
・プロに補修を依頼
・バスタブの交換
・設置ミスによる浴槽のひび割れ
ごくまれ
・設置した業者に連絡

お風呂、浴槽の寿命は10年〜30年ほどで、次のようなことでバスタブにヒビが入って水漏れすることがあります。

・経年劣化
・モノを落としたなどの衝撃
・地震の影響

一般家庭のお風呂の材質は次のように4種類ある。

・FRP(Fiber Reinforced Plastics/繊維強化プラスチック)
・ホーロー(金属の下地をガラスコーティングした素材)
・ステンレス
・木製

ひび割れするのは、このうちのFRPのみ。

ですので、FRP用のアルミテープ、補修テープ、パテなどで応急処置をすることができる。

・アルミテープ:1,400円~
・補修テープ:700円~
・パテ:1,500円~
・FRPの補修トライアルセット 2,000円~

こちらは、DIYでお風呂を補修した方の動画。

お風呂のヒビに沿って、ガラスクロスなどを樹脂で張付けるなど、大変な手間と相応の時間がかかることが理解できる。

加えて、「失敗して浴槽を割ってしまい、交換するはめに…」といったリスクもある。

ですので非推奨。

「それでもしてみたい!」という方は、ホームセンターやネット通販サイトで購入すること。

ホームセンターに訪れる場合は、事前に電話をして取り扱っているかどうかを確認してからにすること。

ただし、その後、プロに修理を依頼する必要があるい。

バスタブの補修はあくまで一時的な効果しかなく、しばらくするとまた水漏れしてしまうため。

浴槽のひび割れ補修のDIYレベルはかなり高いのですが、効果は一時的なので意味がありません

ですので、バスタブにヒビがある場合は、プロに依頼することを検討してください。

場合によっては浴槽の交換をすることになります。

プロに依頼した場合の費用は次の通りです。

・プロに依頼した場合の費用

内容費用
湯舟のひび割れ補修40,000円~+部品代
浴槽の交換50,000円~+部品代

交換費用は業者やバスタブの価格によって大きく異なります。

浴槽の水漏れの状況が「壁や床下からの水漏れ」場合の原因と対策

浴槽の水漏れの状況が「壁や床下からの水漏れ」場合、原因と対策は次の通りです。

原因対策
・コーキングの経年劣化+壁面や床下の配管
・パイプ類の破損
プロに依頼する
・コーキングの経年劣化プロに依頼する

浴室のタイル目や壁面は、コーキングされていることが多いです。

壁内部の配管の損傷があると、経年劣化で弱くなった浴室の壁から水が漏れることがあります。

この他、経年劣化で弱くなった箇所から水が入り込み、他の経年劣化したお風呂の壁から水が漏れることがあります。

こうしたケースでは水漏れしているところを発見するのが難しいです。

原因を確定できないとDIYでコーキング補修できません。

ですので、プロに依頼してください。

プロに依頼した場合の費用は次の通りです。

・プロに依頼した場合の費用

状況費用
浴室の壁内の配水管の交換3,000円~+部品代
浴室の壁や床のコーキング10,000円~

プロへの依頼が推奨ですが、一応、コーキング補修の手順を記載しておきます。

コーキングについて初めて聞く方は、こちらの動画をご覧いただくとイメージを付けやすい。

コーキング補修の手順例

①古いコーキングを剥がす
カッターナイフやマイナスドライバーを使う

②コーキングする部分の水分を拭き取る
③コーナーから2〜3㎜離してマスキングテープを貼る
※余分なシリコンが付かないようにする

④下地のプライマーを塗っていく
⑤シリコン系コーキング剤を埋めていく
※均等になるように気をつけながら埋める

⑥コーキングをふき取る
ヘラや指で押し込むように拭き取る

⑧マスキングテープを外す

古いコーキング剤を剥がす際は、周りを傷つけないように注意しながらカッターナイフで切り込みを入れ、手で剥くようにして剥がすかマイナスドライバーを使って剥がす。

必要な道具は次の通り。

必要な道具費用
カッターナイフ100円~
コーキングガン5,000円〜
シリコン系コーキング剤1,000円~
コーキング剤下地のプライマー3,000円
マスキングテープ(5、6㎜幅)100円~
コーキングヘラ100円~
トイレットペーパー100円~
タオル100円~
ゴミ袋100円~
マイナスドライバー100円~

コーキング剤やプライマーは種類が豊富なホームセンターやネット通販での購入がおすすめ。

作業に必要な部品は家にあるものや100円ショップでほぼ揃う。

浴槽・風呂の水漏れ、プロに依頼する場合の費用と注意点

浴槽・風呂の水漏れをプロに依頼する場合の費用と注意点をご案内します。

浴槽・風呂の水漏れをプロに依頼する場合の費用相場

パーツ交換
湯舟の排水栓の修理・交換
排水管の洗浄・修理・交換
給湯器の修理・交換
湯舟の修理・交換
浴室の壁や床のコーキング

交換費用は業者や給湯器やバスタブなどのパーツ価格によって大きく異なります。

パーツ交換の費用相場

状況費用
風呂の蛇口のパーツの交換5,000円~+部品代
風呂の蛇口の交換8,000円~+部品代
シャワーヘッドのパーツの交換3,000円~+部品代
シャワーヘッドの交換3,000円~+部品代

蛇口やシャワーヘッド、ホースの価格によって価格は変わります。

湯舟の排水栓の修理・交換の費用相場

状況費用
湯舟の排水栓のパッキンの交換3,000円~+部品代
湯舟の排水栓の交換10,000円~+部品代

排水栓はゴム製なら700円~、金属製なら1,500円~です。

排水管の洗浄・修理・交換の費用相場

状況費用
浴室の排水管の洗浄7,000円〜
浴室の排水管の交換20,000円~+部品代
浴室の壁内の配水管の交換3,000円~+部品代
浴室の排水桝・汚水枡の洗浄8,000円~+部品代

浴室の排水管、配水管はプロショップなどで取り扱っていることがありますが、修理・交換などはDIY難易度が高いです。

給湯器の修理・交換の費用相場

状況費用
お風呂用の給湯器の電磁弁の交換7,000円~+部品代
お風呂用の給湯器の配管の修理5,000円〜+部品代
お風呂用の給湯器の交換35,000円~+部品代

給湯器の価格によって大きく費用が変わります。給湯器には触れないようにしてください。

湯舟の修理・交換の費用相場

状況費用
浴槽の補修を依頼40,000円 ~+部品代
浴槽の交換50,000円~+部品代

浴槽・バスタブの価格で、費用は大きく異なります。

浴室の壁や床のコーキングの費用相場

状況費用
浴室の壁や床のコーキング10,000円~

依頼先は内容によって異なりますが、まずは水回りの専門業者に依頼してください。

プロに依頼する場合の注意点

交換費用は業者やパーツによって大きく異なります。

また、ごくまれに悪徳・悪質な業者がいます。

「水漏れを早く止めたい」からといって、目についた業者に依頼をかけると後で「高額な修理費用を請求された」ということがあります。

ですので、水回りの専門業者のプロにだけ見積もりを依頼してください。

その中でも、例えば、暮らしの119番では、他社よりも高い場合は相談に応じるなど、柔軟に対応しています。

年間で実績が多数あり、「良心的な業者に依頼できて良かった」「いや、ホント助かった」といった評価がありますので、一度、見積もりを依頼してみてください。

浴槽・風呂の水漏れのまとめ

このページのまとめ

・浴槽、風呂の水漏れの原因は8つある
・対策方法は多岐に渡る
・DIYできる内容もあるが、難しい場合はプロに依頼する

お風呂や浴槽の水漏れの原因は、蛇口のパッキンの劣化が多いです。

水栓からの水漏れ以外の場合、状況を確認し、原因を見極め、原因に応じた適切な対策をする必要があります。

パッキンの交換ならDIYは難しくありませんので、他の箇所を破損するといったリスクは低いです。

ですが、DIY難易度が高くなるにつれリスクは高くなりますので、動画で手順を確認したら、DIYするかどうかをご判断ください。

DIYが難しい場合は、まずは評価の高い「暮らしの119番」に見積もり依頼をしてくださいね。

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