「排水口?排水管?で水漏れがある。どうしよう…」
「排水溝?で水漏れがあるんだけど…」
と、排水口、排水管、排水溝の水漏れで困ってる方へ。
このページでは、水漏れスムーズに解決していただくために、原因と対策を分かりやすくご案内しています。
ぜひ参考にしてみてください!
>>プロに依頼する
【要チェック!】排水口・排水管・排水溝のどこで水漏れしてる?
「水漏れがどこで起こっているのか」を明確にした上で行動するとスムーズに解決できます。
ちょっと面倒でもご一読くださいね。
まず、排水口・排水管・排水溝は違いは次の通りです。
・「排水口」「排水管」「排水溝」の違い
排水口(はいすいこう) | 浴室や洗面所、キッチンやトイレ、洗濯機の排水を流すための「穴」 |
---|---|
排水管(はいすいかん) | 排水口から床下の排水設備に排水を送る「パイプ」 |
排水溝(はいすいこう) | 屋上やべランダにある雨水を流す「みぞ」、床下の「排水設備全般」 |
それぞれ次のような場所にあります。
・排水口、排水管の場所
浴室 | お風呂の洗い場の一角、バスタブの栓 |
---|---|
洗面所 | シンクの栓、シンクの下(キャビネット内) |
キッチン | シンクの栓、シンクの下(キャビネット内) |
便器 | 便器内 |
洗濯機 | 洗濯機下の防水パンの一角 |
・排水溝の場所
屋上やベランダ | 雨水を流す溝(みぞ) |
---|---|
床下 | 公共の下水処理前の排水設備全般 |
水漏れしているのはどこなのか?を特定したら、場所別に応急処置をして、DIYするかどうかを判断します。
放っておくとリスクがありますので、必ず何らかのケアをしてくださいね。
「排水口」「排水管」の水漏れを放っておくリスクは次の通り。
「排水溝」の水漏れを放っておくリスクは次の通り。
・カビ、カビによる健康被害
・シロアリ、ダニなど害虫の繁殖・害虫による建物の劣化
・室内への浸水
・屋内への雨漏り
・壁材や床材の腐食
水漏れそのものではなく、水漏れによる二次災害がリスク。
放っておけば置くほど、金銭面・健康面でのリスクが拡大してしまう。
原因別に適切な対策をして解決すべき。
排水口・排水管・排水溝の水漏れへの応急処置法を解説
場所を特定できたら、とりあえずの応急処置をします。
①水道の使用をやめる
②止水栓、元栓を閉める
③水を拭く
④バケツや雑巾を下にひく
⑤水漏れ箇所に防水テープなどを巻く(余裕があれば)
排水管は給水管と違い、水を流したときだけしか漏れが発生しません。
ですので、水漏れしている箇所の水道の使用をSTOPし、止水栓(もしくは元栓)を閉めてください。
漏れた水は拭きます。
管などの中に残った水が漏れても良いように、バケツやタオルを置いてください。
防水テープやシールテープを巻けば、ひとまず漏れてこなくなることがあるため、余裕があれば試してみること。
画像引用)KAKUDAI「すきま防水テープ」
こちらはテープやシールを使った応急処置をしている動画。
防水テープもシールテープも値段は700円~。
排水溝の掃除をする
排水溝にゴミがたまっている場合はゴミを取り除いでください。
排水溝の場合は、できることが少ないです。
賃貸の場合は、勝手な判断をせずに、次のことをすること。
・管理会社や大家に連絡
集合住宅で水漏れを確認したら、まず管理会社や大家に連絡をして、そこから水道業者や電気会社へ連絡してもらう。
あなたに過失が無い場合は、基本的に支払い責任は貸主側にある。
応急処置は、水の使用をやめ、水漏れが広がらないように漏れた水を拭き取るぐらいにとどめておくこと。
勝手に修理したり、交換したりすると、原状回復といって、自腹で元に戻すように言われることがある。
まずは大家や管理会社に連絡を入れてること。
排水管・排水溝・排水口の水漏れ、自分できる?プロに依頼すべき?
応急処置が終わったら、DIYするか、プロに依頼するかを判断します。
判断材料にご利用ください!
自分でできるケース(DIY)
水漏れの原因 | 修理方法 |
---|---|
・軽いつまり | ・ラバーカップ(スッポン) ・パイプクリーナーを使う |
・ナットのゆるみ | ナットを締める |
・パッキンなどのパーツの劣化、破損 | ・パッキンなどのパーツの交換 ・コーキング |
・ホースのズレ | ・ホースを正しく取り付ける |
・排水溝のゴミづまり | ・排水溝のゴミ(落ち葉や砂、洗濯ものの端切れなど)を取る ・排水溝の掃除 |
軽いつまりの場合は、ラバーカップ(スッポン)やパイプクリーナー(薬剤)などを試してみてください。
これではつまりが取れない場合は、より強力な高圧洗浄機を利用することになります。
パーツの劣化・破損の場合は、ホームセンターやネット通販でパーツを購入して交換すればOKです。
例えば、排水口や排水管のつなぎ目を開けてパッキンがボロボロになっていたら、交換用のパッキンを購入して差し替えるだけです。
パッキンにはサイズがありますが、代替品があるかどうかをホームセンターに電話して確認し、念のためパッキンの現物を持って行けば、間違えてしまう確率はグンと下がります。
プロに依頼するケース
・排水管や排水ホースの劣化
・凍結による排水管の破裂、破損
・防水層の劣化
・排水設備の経年劣化
・地下水・雨水の浸水
・「DIYが難しい」と思った
・原因が不明
・時間が無い
上記のような場合は、プロに依頼することをおすすめします。
排水口・排水管・排水溝の水漏れには、素人の手に負えない場合や原因の特定すらできない場合があります。
例えば、防水槽が劣化をしていている場合は、DIY難易度が高く、素人の手には負えません。
キッチンの床下など目に見えないところから水漏れが起こっている可能性があるときは、水漏れしている箇所の特定が難しいです。
「いけるだろう」と安易な見立てでDIYしたものの失敗し、余計な費用がかかってしまう場合があります。
DIYすれば安くすみますが、全責任が自分自身にあることを認識しておいてくださいね。
排水口・排水管・排水溝の水漏れの原因と対策
洗面所、キッチン、トイレ、洗濯機の排水口・排水管が水漏れしている場合、原因と対策は上記の通りです。
・「排水口」「排水管」の水漏れの原因と対策
原因 | 対策 |
---|---|
つまり | ・ラバーカップでシンクのつまりを取り除く ・パイプクリーナーでシンクのつまりを取り除く |
ナットのゆるみ | ・接続部のナットのゆるみを締める |
パッキンなどのパーツの劣化・破損・腐食 | ・接続部のパッキン交換 ・シンク下の排水ホースの交換 ・シンクの排水口に開いた穴を塞ぐ |
ホースのズレ | ・洗濯機の外れたホースを取り付ける |
凍結 | ・プロに依頼する |
屋上やべランダにある雨水を流す「みぞ」、床下の「排水設備全般」が水漏れしている場合、原因と対策は上記の通りです。
・「排水溝」の水漏れの原因と対策
原因 | 対策 |
---|---|
ゴミのつまり | ・ゴミを取り除く |
排水溝まわりの防水層の劣化 | ・プロに依頼する |
給水・排水設備の経年劣化 | ・プロに依頼する |
地下水・雨水の浸水 | ・プロに依頼する |
それぞれ詳しくご案内していきますね。
排水管の水漏れの原因が「つまり」の場合の対策
キッチンの排水管内のつまりで、床などに水漏れすることがあります。
詰りの原因は次の通りです。
・水に溶けない油カス
・食材のカス
・髪の毛
・石けんカス
この場合の対策は次の通りです。
・パイプクリーナー(薬剤)を使う
・ラバーカップを使う
・パイプクリーナー(器具)を使う
使い方をご案内します!
パイプクリーナー(薬剤)を使う
こちらはパイプユニッシュでシンクの詰りを解消している様子が分かる動画です。
手順は簡単です。
①排水管に適用量そそぐ
②30分ほど時間を置く
③水を出して流す
使う道具はパイプクリーナー(薬剤)のみです。
道具 | 費用 |
---|---|
パイプクリーナー(薬剤) | 250円~1,000円 |
まずは試してみてください!
ラバーカップを使う
こちらはシンクの詰りをラバーカップで解消している様子が分かる動画です。
手順は、動画だけでなく文字でも理解するとDIYがはかどりますので、チェックしてみてください。
①シンクに15センチほど水をためる
②ラバーカップを排水口に垂直に押し当てる
③圧がかかった状態から一気に引っ張る
④数回繰り返す
⑤還流したらラバーカップのケアをする
使う道具はラバーカップのみです。
道具 | 費用 |
---|---|
ラバーカップ | 500円~1,000円 |
パイプクリーナー(器具)を使う
こちらはシンク詰りをパイプクリーナー(器具)で解消している様子が分かる動画です。
動画だけでなく文字で手順を理解するとDIYがスムーズになりますので、チェックしてみてください。
①パイプクリーナーを組み立てる(必要な場合)
②シンクに水を流す
③排水口にパイプクリーナーを入れる
④上下させたり、回転させる
⑤パイプクリーナーを引き抜く
⑥パイプクリーナーのケアをする
真空パイプクリーナーでもつまりを取ることができます。
使う道具はパイプクリーナー(器具)のみです。
道具 | 費用 |
---|---|
パイプクリーナー(器具) | 1,000円~ |
真空パイプクリーナー | 3,000円~ |
この方法ではつまりが取れなかった場合、プロに依頼してローポンプや高圧洗浄機を駆使してつまりを解消することになります。
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排水管の水漏れの原因が「ナットのゆるみ」の場合の対策
排水管のパイプのつなぎ目のナットがゆるんで水漏れすることがあります。
ナットは、次のようなことがあった場合にゆるむことがあります。
・地震などの振動
・何かが当たった衝撃
この場合の対策は接続部のナットを締めることです。
水漏れしている場所を探して、ナットを締めてください。
・「排水口」「排水管」の場所
浴室 | お風呂の洗い場の一角、バスタブの栓 |
---|---|
洗面所 | シンクの栓、シンクの下(キャビネット内) |
キッチン | シンクの栓、シンクの下(キャビネット内)トイレ |
便器 | 便器内 |
洗濯機 | 洗濯機下の防水パンの一角 |
場所によって、道具を使い分けてくださいね。
道具 | 値段 |
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新しいナット(必要な場合) | 200円~ |
モンキーレンチ | 1,500円~ |
立水栓レンチ | 1,500円~ |
立水栓レンチは、狭いとこにあるナットを締めたり、緩めたりできる工具です。
こちらの動画の02:09~で実際に使っている様子が分かりますので、ご覧になってみてください。
プロに依頼することもできますよ。
排水管の水漏れの原因が「経年劣化」の場合の対策
次のパーツが経年劣化すると、水漏れすることがあります。
・パッキン
・排水ホース
・パイプのつなぎ目
・排水トラップ
・排水口の金属部分
交換のタイミングは10年~ですが、パッキンの劣化は5年ぐらいで始まります。
※使う頻度や使い方、環境などによって劣化の速度は変わります
この場合の対策は次の通りです。
・接続部のパッキン交換
・シンク下の排水ホースの交換
・シンクの排水口に開いた穴を塞ぐ
接続部のパッキン交換の方法
排水管には複数のパッキンが取り付けられていますので、どの箇所のパッキンが劣化しているかを突き止める必要があります。
こちらの動画を見ると、排水管に3つのパッキンが取り付けられていることが分かります。
交換の手順は次の通りです。
①止水栓を閉める(場合によっては元栓)
②ナットを緩めて排水管を外す
③該当のパッキンを取り外す
④新しいパッキンに交換する
⑤ナットを締めて排水管を取り付ける
⑥止水栓を開ける
床が水で濡れないように、バケツや雑巾を準備しておいてくださいね。
道具 | 値段 |
---|---|
新しいパッキン | 150円~ |
モンキーレンチ | 1,500円~ |
立水栓レンチ | 1,500円~ |
雑巾 | 100円~ |
バケツ | 100円~ |
交換するためには、適合するサイズのパッキンを購入する必要があります。
サイズを定規などで測り、念のため現物をホームセンターに持っていって確認することをおすすすめします。
画像引用)SANEI「排水栓取付パッキン」
取り付けられた排水管によってパッキンの場所や数が異なることがありますので、確認してみてください。
パッキン交換についてはこちらの記事が参考になりますので、チェックしてみてくださいね。
プロに依頼することもできますよ。
排水ホースの交換方法
排水ホースの交換は少しDIYに手間がかかりますので、動画を見て、イメージを付けてみてくださいね。
こちらは排水ホースを交換している様子が分かる動画です。
必要な道具は次の通りです。
道具 | 値段 |
---|---|
新しい排水ホース | 1,000円~ |
レンチ(必要な場合) | 1,,500円~ |
バケツ | 100円~ |
雑巾 | 100円~ |
こちらは洗濯機の排水ホースを交換している様子が分かる動画です。
必要な道具は次の通りです。
道具 | 値段 |
---|---|
新しい洗濯用排水ホース | 6000円~ |
プラスドライバー | 100円~ |
バケツ | 100円~ |
雑巾 | 100円~ |
交換する箇所が手の届かない場所にある場合は、道具を使って洗濯機をかさ上げしたり、移動させたりする必要があります。
詳しくは『洗面所の水漏れが「洗濯機」の場合の原因と対策』でご確認ください。
プロに依頼することもできますよ。
シンクの排水口に開いた穴を塞ぐ
排水口に穴が開いてしまったら、シンクの下に水漏れしてしまいます。
※レアケースです
コーキング、もしくは補修用パテで塞ぐことで解決できます。
もしDIYする場合は、事前に動画を見て、イメージを付けてください。
大まかな手順は次の通りです。
①シンクから排水トラップを外す
②排水口のパッキンを外す
③腐食して穴が開いている部分にコーキングを打つ
④排水口のパッキンをはめる
⑤シンクの排水トラップを戻す
必要な道具は次の通りです。
道具 | 値段 |
---|---|
コーキング | 1,500円~ |
モンキーレンチ | 1,500円 |
プラスドライバー | 100円~ |
バケツ | 100円~ |
雑巾 | 100円~ |
各家庭で状況が異なりますので、あなたの状況に合わせてDIYしてくださいね。
排水管の水漏れの原因が「ホースのズレ」の場合の対策
排水管・排水ホースが排水口から抜けて、水漏れすることがあります。
この場合は、抜けた管やホースを排水口に差し込み直せばOKです。
こちらの2つは洗濯機の排水ホースを交換している様子が分かる動画ですので、差し込み直しの参考にしてみてくださいね。
①縦型洗濯機の排水ホースを戻す
↓↓↓
②ドラム式洗濯機の排水ホースを戻す
↓↓↓
交換する箇所が手の届かない場所にある場合は、道具を使って洗濯機をかさ上げしたり、移動させたりする必要があります。
詳しくは『洗面所の水漏れが「洗濯機」の場合の原因と対策』でご確認ください。
取り付けられた排水管は、各家庭で異なります。
例えばこちらの台所の場合は、ズレの確認をするためのDIY難易度が高めです。
※~03:00で床下にある排水ホースと排水口の場所が確認できます
自分でできるDIYの範囲を検討して、DIYするかプロに依頼するかをご判断ください。
排水管の水漏れの原因が「凍結」の場合の対策
北海道や東北、北陸、高冷地など、寒冷地では、気温が下がると排水管の中にたまっている水が凍結することがあります。
凍結すると体積が約10%ほど膨張し、その影響で排水管が破損して水漏れすることがあります。
外に排水管がある場合は分かりやすいですが、そうではない場合は原因の特定が難しいです。
いろいろな場所をチェックしても分からず、「もしかしたら凍結したかも?」と思ったらすぐに水道修理の専門業者を呼んでください。
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排水溝の水漏れの原因が「ゴミのつまり」の場合の対策
排水溝に次のようなものがつまる可能性があります。
・落ち葉
・砂、土
・洗濯ものの端切れ
など
排水溝が詰まっている状態で水が大量に流れ込むと、排水溝と排水管のつなぎ目から水が染み出し、次のような事態になってしまうことがあります。
・ベランダがプール状態になる
・時には室内に浸水し水漏れする
この場合、排水溝のメンテナンスをする必要があります。
どれぐらいの手間なのかのイメージのために、こちらの動画をご覧になってみてください。
手順は次の通りです。
①手で取れるゴミを取る
②ホウキやブラシで丁寧にゴミを取り除く
③金具を取り外す
④詰まっているゴミを手で取り除く
⑤ブラシで丁寧にゴミを取り除く
⑥水を流して溝をこする
次のような道具を準備して、排水溝のメンテナンスをしてください。
ゴム手袋 100円
ゴミ袋 5円~
ホウキ 100円~
ジョウロ(使う場合) 100円~
ワイヤーブラシ 1,000円~
プロに依頼することもできますよ。
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排水溝の水漏れの原因が「排水溝まわりの防水層の劣化」の場合の対策
建物(家、アパート、マンションなど)に雨水が入らないようにする設備。
防水層は、太陽や雨水に長年さらされると劣化して、雨水が染み込み、階下へ水漏れが起こることがあります。
DIYの範疇を越えているので、プロを呼んでください。
依頼先は防水工事会社です。
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排水溝の水漏れの原因が「給水・排水設備の経年劣化」の場合の対策
床下の給水・排水設備の経年劣化すると、床下で水漏れすることがあります。
DIYの範疇を越えているので、プロを呼んでください。
依頼先は各都道府県市町村の排水設備工事事業者、排水設備指定工事店です。
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排水溝の水漏れの原因が「地下水・雨水の浸水」の場合の対策
家屋が経年劣化すると、雨水が浸水することがあります。
DIYの範疇を越えているので、プロを呼んでください。
>>プロに依頼する
地下水の浸水は基礎工事に関することですので、施工会社のミスや粗雑な工事の可能性が高いです。
この場合は施工会社に連絡をしてください。
プロに排水回りの水漏れ修理を依頼した場合の費用と注意点
排水口、排水管、排水溝の修理を「プロに依頼した場合の費用」と「依頼する際の注意点」をご案内します!
プロの修理費用
プロに依頼した場合の費用を、内容や場所別にご案内します!
つまり除去
修理項目 | 料金 |
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簡単な機械を使わない除去 | 8,000円~12,000円 |
ローポンプ使用 | 10,000円~15,000円 |
トーラー機使用 | 20,000円~40,000円 |
高圧洗浄機使用 | 30,000円~70,000円 |
ホームセンターで取り扱っている器具もありますが、洗浄箇所が分かりづらいです。
DIYで周囲に傷つけてしまうリスクがありますので、プロに依頼することをおすすめします。
キッチン、洗面所、お風呂
修理項目 | 料金 |
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排水栓交換 | 20,000円~ |
排水ホース交換 | 10,000円~ |
止水栓交換 | 10,000円~ |
パッキン交換 | 10,000円~ |
キッチンや洗面所は、シンク下を開けて、すぐに修理や交換ができる状態ならDIYでもできます。
排水管を傷付けたりするリスクがありますので、プロに依頼することをおすすめします。
洗濯機の排水ホースの交換
修理項目 | 料金 |
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排水ホースの取り付け | 12,000円~20,000円 |
重い洗濯機を動かす必要がある場合はプロに依頼することをおすすめします。
排水溝
修理項目 | 料金 |
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排水溝と防水層との境目の水漏れ補修 | 15,000円~ |
排水溝の管の交換 | 数万円~ |
基本的にプロに依頼することをおすすめします。
床下浸水
修理項目 | 料金 |
---|---|
床下の配管工事 | 25,000円~+部品代 |
基本的にプロに依頼することをおすすめします。
DIYの手間、時間と金額を比較検討して、依頼するかどうかをご判断ください。
プロに依頼する場合の注意点
・依頼しなくてもかかる費用があるかを確認する
・見積もりの内容、相場を把握解する
・水道局指定工事店かどうかを確認する
・補償やアフターフォローの有無を確認する
悪質業者・悪徳業者とのトラブルを避けるため注意点は上記の通りです。
まずは複数の業者から見積もりを取りますが、簡単な修理なら、見積もり作成料、キャンセル料、出張費などがかかる業者は避けてください。
※ただし、床下の水漏れなど、現場を見てみないと見積もりを出せないような場合は除く
作業内容を理解し、相場を把握したら、次のことを確認します。
・水道局指定工事店かどうか
・補償やアフターフォローの有無
水道局指定工事店とは、地域の水道局から指定された確かな技術を持った業者のことです。
画像引用)東京都水道局
さらにアフターフォローサービスが付いていれば、間違いない修理を高いコスパで実施できます。
例えば、暮らしの119番では見積もり無料で、365日対応しており、最短5分で手配をしていますので、お気軽に相談してみてください。
実績が豊富で選ばれているだけありますよ。
排水管・排水溝・排水口の水漏れを予防する方法
できれば水漏れは避けたいですよね。
予防するにはメンテナンスをする必要があります。
・「排水口」「排水管」の場合
メンテナンス方法 | 効果 |
---|---|
定期的にパイプクリーナーを使う | つまりが無くなる、つまりにくくなる |
シンクに油や塩分の多い液体は極力流さない | 排水パイプの劣化を防ぐことができる |
ゴミキャッチャーの設置 | 排水管につまりそうなものが流れない |
・「排水溝」の場合
メンテナンス方法 | 効果 |
---|---|
定期的な排水溝の掃除 | ゴミや砂っぱなどがつまらなくなる |
排水溝用のフィルターを設置 | ゴミが排水溝に入るのを防ぐことができる |
プランターの底に目の細かいネットを敷く(※プランターがある場合のみ | プランターから流れ出た土が水が排水溝につまらなくなる |
手間が多少かかりますが、、水漏れが起こってしまうともっと面倒です。
できる範囲でメンテナンスをすることを検討してみてください。
排水周りの水漏れのまとめ
・排水口、排水管の水漏れの原因は5つある
・排水溝の水漏れの原因は4つある
・DIYが難しいと判断したらプロに依頼する
排水口、排水管、排水溝はごっちゃになりがちですが、明確な違いがあります。
場所を特定しないと原因が分かりません。
原因が分かれば、対策も分かり、DIYするかどうかの判断ができます。
プロに依頼する場合は、このページでご案内した暮らしの119番にまずは見積もり依頼をしてください。
・悪臭
・カビ、カビによる健康被害
・シロアリ、ダニなど害虫の繁殖・害虫による建物の劣化
・床上、床下の浸水、浸水による建物の腐食
・水道料金の高騰
・階下への水漏れ(アパート・マンションの場合)