トイレの水がたまらないっ!15の原因と適切な対策を動画などで解説

「トイレのタンクに水がたまらない…」
「便器に水が溜まらないんだけど…」

と困っている方へ。

原因によっては自分で修理することができます。

まずはタンク内の水を確認してみてください。

タンク内に水が無いならタンク側に原因がありますが、あるなら便器側に原因があります

このページでは、タンク別と便器別に原因と対策をご案内していますので、ぜひお役立てください。

>>便器に水が溜まらない方はこちら

トイレタンクに水がたまらない10の原因と対策

原因は10あります。

原因別に対策をご案内していきますね。

原因①:断水している

近隣での水道工事やマンションでの水道メンテナンスの際に、一時的に断水することがあります。

断水したままトイレを使うと、タンク内に給水されません。

この場合はDIYでは対処できませんが、時間が経てば解除されて、いつも通りに使えるようになります。

工事やメンテナンスが終わって節水が解除されて、通水されるのをお待ちください

原因②:止水栓が閉じている

止水栓とはタンクに水を給水するための蛇口(水栓金具)の一種です。

トイレの修理や掃除などの際に、止水栓を閉めたままにしているのかもしれません。

この状態でトイレを使うと、タンク内に給水されません。

対策としては、止水栓(蛇口)をひねって、水が出るようにする必要があります。

止水栓は3種類あります。

止水栓の種類
  1. 外ネジタイプ
  2. 内ネジタイプ
  3. ハンドルタイプ

ここでは、外ネジタイプの止水栓の開き方をご案内します。

方法は簡単で、こちらの動画(0:29)のように、マイナスドライバーで、反時計回りに回すだけです。

手順をご案内しますね。

止水栓を開く手順
  1. 止水栓を確認する
  2. 止水栓の「-」の溝にマイナスドライバーを当てる
  3. 反時計回りに1周回す
  4. 水の流れる音がするかを確認する
  5. 水位を確認する

止水栓は開きすぎると、タンクから水があふれてしまうことがあります。

ですので、水が流れ始めたらタンクを開け、水位をご確認ください。

次のように、オーバーフロー管(タンクの外に水があふれるのを防ぐための管)の下で水が止まっていれば、正常です。

画像引用)GAONA「ロータンク排水弁セット

原因③:水道管が凍結している

冬に気温が著しく下がると、水道管の水が凍って給水が止まってしまうことがあります。

凍結してしまうと、「タンクから水が出てこない」「タンクに給水されない」といった事態になります。

気温が下がった状態で冬に水抜きをしないまま、数日間水道を使わない場合などに、凍ってしまいます。

対策は2つあります。

対策
  1. 気温が上がって氷が解けるまで待つ
  2. 凍結した水道管に40~60℃のお湯をかける

今すぐに解決したい場合は、「お湯をかける」一択です。

温まると水が流れるようになります。

ただし、「早く温めたいから」と直接お湯をかけたり、熱湯をかけたりするのはNGです。

水道管が急激な温度差で破損したり、ダメージを負ったりしてしまうかもしれないからです。

必ずタオルなどを巻き付けて、ぬるめのお湯を少しずつかけるようにしてださい。

不安な方は、自分でする前に、自治体に連絡をしてみてください。

水道管が温まったら家の水道から水が出ることを確認し、タンクに水がたまり始めるかをご確認ください。

参考)長野市「水道管の凍結に注意してください

原因④:フィルターが目詰まりしている

フィルターとは、水の中に交じっている汚れやゴミ、砂などを取り除く部品のことです。

フィルターは長期間の使用でつまり、水の通り道をふさいで、タンク内の水をためるのに時間がかかるようになることがあります。

水がたまらないのではなく、「タンクに水がたまるのに時間がかかるようになる」ということです。

チェックすべきフィルターは2ヶ所あります。

>>①止水栓のフィルター
>>②ボールタップの接続部のフィルター

①止水栓のフィルター

画像引用)TOTO「故障診断

給水管の止水栓についているフィルターは、「ストレーナー」と呼ばれることもあります

「タンク内に水が溜まるのが遅い…」と思ったら、まずは止水栓のフィルターを掃除してみてください。

掃除に必要な道具は次の通りです。

掃除に必要な道具
  1. マイナスドライバー
  2. モンキーレンチ(600円~)
  3. 歯ブラシ

モンキーレンチとは、色々なサイズのナットやボルトを回すことができる道具です。

必要な道具は家庭に取り付けられている止水栓で変わります

こちらの動画(2:01)で、給水フィルターの掃除方法が分かります。

掃除の手順は次の通りです。

フィルターを掃除する手順
  1. マイナスドライバーで止水栓を閉める
  2. 水が止まったことを音で確認する
  3. レンチでフィルターのフタを反時計回りに回す
  4. フィルターを外す
  5. 歯ブラシと水でフィルターの汚れを落とす
  6. フィルターを戻す
  7. フタを時計回りに回して取り付ける
  8. 止水栓を開けて水が出ることを確認する
  9. タンク内に水がたまったことを確認して完了

止水栓は時計回りに回すと閉まり、反時計回りに回すと開きます。

②ボールタップの接続部のフィルター

ボールタップとは、タンク内にある水位を一定に保つための部品で、タンクの外側にある給水管とつながっています。

画像引用)GAONA「マルチボールタップ

給水管との接続部にフィルター(ストレーナー)があります。

画像引用)TOTO「ボールタップ用フィルター

止水栓のフィルターを掃除しても水がたまりづらいなら、ここが目詰まりしている可能性があります。

対策はフィルターの掃除です。

掃除に必要な道具は次の通りです。

掃除に必要な道具
  1. マイナスドライバー
  2. モンキーレンチ
  3. 雑巾
  4. 歯ブラシ

こちらの動画(4:46)で掃除の仕方が分かりますので、ご覧になってみてください。

掃除の手順は次の通りです。

フィルターを掃除する手順
  1. マイナスドライバーで止水栓を閉める
  2. 水が止待ったかどうかを音で確認する
  3. トイレのレバーを引いて、タンクの水を完全に流す
  4. タンクのフタを外す
  5. 雑巾を当てながらタンクと給水管をつなぐナットを回す(反時計回り)
  6. ナットを外す
  7. ストレーナーを外す
  8. 歯ブラシと水でストレーナーの汚れを落とす
  9. ストレーナーを戻し、ナットを取り付ける
  10. タンクのフタを戻す
  11. 止水栓を開けて水が出ることを確認する
  12. タンク内に水がたまったことを確認して完了

雑巾を当てるのは、水で周辺が濡れてしまわないようにするためです。

原因⑤:浮き玉にトラブルが起こっている

画像引用)GAONA「浮き球セット

浮き球とはタンク内の水位を測って水量を調整する部品です。

うまく調整ができなくなると、タンク内の給水に不具合が出て、水が溜まりづらくなります。

水量の調整ができなくなる原因は次の通りです。

  • 位置がズレる
  • 浮き球の劣化
  • 浮き球を支える支持棒の経年劣化

対策は次の通りです。

  • 浮き球の位置を調整する
  • 支持棒のサビを落とす
  • 劣化した浮き球を交換する

まずタンクのふたを開け、浮き玉が他の部品や給水管、タンクの壁などに引っかかっていないかチェックしてみてください。

引っかかっていたら浮き玉を正しい位置に戻し、水がたまるようになるかを確認してください。

サビを落とす場合は、ボールタップごと取り外して作業をします。

浮き玉が劣化していたら交換します。

必要な道具は次の通りです。

浮き球の交換に必要な道具
  1. 浮き球(400円~)
  2. マイナスドライバー

こちらはボールタップの交換方法が分かる動画(7:39)ですが、浮き球の交換方法もイメージできるので、ご覧になってみてください。

手順は次の通りです。

浮き球の交換手順
  1. マイナスドライバーで止水栓を閉める
  2. タンクレバーを捻って水を完全に抜く
  3. タンクのフタを外す
  4. ボールタップと給水管の間のナットを外す
  5. ボールタップを外す
  6. ボールタップと浮き玉の支持棒をつないでいるネジを外す
  7. 新しい浮き玉と支持棒をつなぎ、ネジをつける
  8. ボールタップと給水管を接続し、ナットで固定する
  9. タンクのフタを戻す
  10. 止水栓を開けて通水させる
  11. タンク内に水がたまって止まったら完了

原因⑥:ボールタップが故障している

画像引用)GAONA「マルチボールタップ

ボールタップはタンク内に給水する部品です。

浮き球を上下に移動させても水が給水されず、タンクに水がたまらない場合は、故障している可能性が高いです。

対策はボールタップの交換です。

必要な道具は次の通りです。

ボールタップの交換に必要な道具
  1. 新しいボールタップ(2,500円~)
  2. マイナスドライバー

手洗い管の有無やメーカーによってボールタップのタイプは異なりますので、しっかりとリサーチしてからご購入くださいね。

手順は次の通りです。

ボールタップの交換手順
  1. マイナスドライバーで止水栓を閉めて水を止める
  2. レバーを捻ってタンク内の水を完全に抜く
  3. タンクのフタを外す
  4. ボールタップと給水管の間のナットを外す
  5. ボールタップを外す
  6. 新しいボールタップを取りつける
  7. ボールタップと給水管をナットで固定する
  8. タンクのフタを戻す
  9. 止水栓を開けて通水させる
  10. タンク内に水がたまって止まったら完了

原因⑦:ダイヤフラムが故障している

画像引用)GAONA「ダイヤフラム弁セット

ダイヤフラムはボールタップの部品の一つで、給水管の水圧を調整する役割があります。

故障すると水が出なくなって、タンクに水がたまらなくなることがあります。

対策はダイヤフラムの交換です。

必要な道具は次の通りです。

ダイヤフラムの交換に必要な道具
  1. ダイヤフラム(1500円~)
  2. マイナスドライバー

ダイヤフラムは主にLIXIL(INAX)とTOTOの純正パーツで、全てのボールタップについているわけではありません。

ですので、その確認をする必要があります。

こちらはダイヤフラムを交換する様子が分かる動画(7:29)です。

ダイヤフラムの交換については、4:08~でご案内しています。

手順は次の通りです。

ダイヤフラムの交換手順
  1. マイナスドライバーで止水栓を閉めて水を止める
  2. タンクのフタを外す
  3. 浮き玉を外す
  4. ボールタップを押さえて固定する
  5. ボールタップのナットを外す
  6. ダイヤフラムを持ち上げて外す
  7. 新しいダイヤフラムを取り付ける
  8. ボールタップのナット→浮き玉の順に取り付ける
  9. タンクのフタを戻す
  10. 止水栓を開けて通水させる
  11. タンク内に水がたまって止まったら完了

原因⑧:フロートバルブに問題がある

画像引用)GAONA「ロータンクゴムフロート

フロートバルブは、タンクの底にある栓の役割を担っている部品です。

フロートバルブがズレている場合は、タンク内に水がたまりきらず、いつまでもチョロチョロと水が流れ続けてしまいます。

しっかりと栓をするように調整してみてください。

位置を調整しても状況が変わらない場合、フロートバルブが劣化している可能性があります。

タンク内に手を入れてフロートバルブを触ってみて、手が黒くなったら「劣化している」と判断できます。

この場合の対策はフロートバルブの交換です。

必要な道具は次の通りです。

フロートバルブの交換に必要な道具
  1. フロートバルブ(800円~)
  2. マイナスドライバー

こちらの動画(7:50)で交換方法が分かります。

手順は次の通りです。

フロートバルブの交換手順
  1. マイナスドライバーで止水栓を閉めて水を止める
  2. タンク内の水を完全に抜く
  3. タンクのフタを外す
  4. フロートバルブとレバーをつないでいるチェーンを外す
  5. オーバーフロー管に固定されているフロートバルブを取り外す
  6. 新しいフロートバルブをオーバーフロー管に取り付ける
  7. フロートバルブのチェーンとレバーをつなぐ
  8. タンクのフタを戻す
  9. 止水栓を開けて通水させる
  10. タンク内に水がたまったら完了

原因⑨:レバーが劣化している

画像引用)GAONA「ロータンクレバー

レバーは、トイレの水を流すために設置された部品です。

大か小のどちらかに回すと、タンク内の水が一気に流れ出て、便器内の排泄物を押し流します。

回したレバーが戻らないと、ずっとチョロチョロと水が出続けます。

その原因は経年劣化による故障の可能性が高いです。

対策はトイレレバーの交換です。

必要な道具は次の通りです。

必要な道具
  1. トイレ用レバーハンドル 2,500円~
  2. マイナスドライバー

こちらの動画(10:42)が参考になりますので、ご覧になってみてください。

手順は次の通りです。

レバーの交換手順
  1. 止水栓を閉めて水を止める
  2. レバー「大」を回しタンク内の水を完全に抜く
  3. タンクのフタを外す
  4. レバーの先についているフックを外す
  5. レバーのナットを外す
  6. レバーを取り外す
  7. 新しいレバーを入れる
  8. パッキンをつけてナットを取り付ける
  9. フックをレバー先に取り付ける
  10. タンクのフタを戻す
  11. 止水栓を開けて通水させる
  12. レバーが回り水が流れるか確認する

原因⑩:オーバーフロー管に問題がある

画像引用)GAONA「ロータンク排水弁セット

オーバーフロー管とは、水位が高くなりすぎて、水があふれないようにする管(くだ)です。

タンク内の給水をコントロールするボールタップなどが劣化して、水が多く供給されても、この管から排水されます。

オーバーフロー管は時とともに経年劣化し、亀裂が入ることがあります。

するとタンク内に水がたまりきらず、いつまでもチョロチョロと水が流れ続けてしまいます。

この場合の対策はオーバーフロー管の交換です。

タンクを取り外して交換をする必要があるため、DIY難易度が高いです。

必要な道具は次の通りです。

必要な道具
  1. オーバーフロー管 3,000円~
  2. モンキーレンチ 1,000円~
  3. パイプレンチ 1,500円~
  4. ドライバー 100円~
  5. 耐水サンドペーパー 600円~
  6. 雑巾

こちらの動画(9:11)で交換方法が分かります。

手順は次の通りです。

オーバーフロー管の交換手順
  1. 止水栓を閉めて水を止める
  2. タンクのフタを外す
  3. フロートを外す
  4. タンク下のねじを外す
  5. タンクを取り外す
  6. フロート弁を取り外す
  7. 新しいフロート弁をつける
  8. ナットで固定してゴムパッキンをつける
  9. タンクを元に戻し、ねじで固定する
  10. フロートを取り付ける
  11. 止水栓を開けて通水させる
  12. フロートが上がり水が流れるか確認する
  13. タンクのフタを戻す

タンクを外す場合は、タンクを壁や床、便器にぶつけて破損させてしまうことがあります。

その結果、タンクや便器の交換、壁や床の修繕など、大掛かりになってしまうことがありますので、基本的にはプロへの依頼をご検討ください。

>>プロへの依頼を検討する

トイレの便器に水が溜まらない5つの原因と対策

トイレの便器には一定の水がある状態になっています。

その理由は、下水道からの匂いや昆虫が来ないようにするためです。

この水を封水(ふうすい)といいます。

便器に水が溜まらない=「封水が溜まらない」場合の原因は次の通りです。

原因と対策をご案内してきますね。

原因①:排水管がつまっている

封水の奥にある排水する部分がつまってしまっているということです。

具体的には次のような物が詰まっている可能性があります。

  • トイレットペーパー(+便)
  • おむつ
  • ティッシュ
  • 食べ物、おもちゃ、スマホケース

「トイレットペーパーしか流していない」という場合は、ラバ―カップ(スッポン)が効果的です。

こちらの動画(2:32)は、ラバ―カップの選び方と使い方がとても分かりやすいので、ご覧になってみてください。

手順は次の通りです。

スッポンの使い方
  1. ラバーカップの先を出す
  2. 水位が低い場合はバケツなどで水をためる
  3. カップを排水口に押し当てる
  4. ゆっくりと押し込み素早く何度も引く
  5. 通常の水位まで戻れば完了

ラバ―カップには、洋式便所用、和式用、節水便所用の3種類ありますので、最適なモノをお選びくださいね。

より詳しくはこちらの「トイレのつまりはスッポンで解決」でご案内していますので、ご覧になってみてください。

原因②:補助水管のトラブル

画像引用)GAONA「万能ロータンクボールタップ(補助給水管つき)」

補助水管とは、オーバーフロー管を通じて封水に水を供給する部品です。

ボールタップに補助水管が付いているタイプでは、掃除をした際に外れてしまい、封水が蒸発して少なくなってしまうことがあります。

タンク内を確認して、外れている場合は正しく取り付け直してみてください。

触ってみて手が黒くなったら、劣化している可能性があります。

この場合は、ボールタップごとの交換をする必要があります。

>>ボールタップの交換方法はこちら

原因③:タンクからの給水不足

次のような場合、レバーを回しても、十分な水がタンクから出てこずに、便器の水が溜まりづらくなります。

  • タンク内にペットボトルを入れて節水をしている
  • タンク内の部品が経年劣化している

もし、ペットボトルなどを入れている場合は、取り出してください。
 
タンク内には様々な部品があり、丁寧に見極める必要があります。

部品の劣化への対策については、こちらをご覧ください。

>>タンクに水がたまらない原因と対策

原因④:封水が蒸発した(封水切れ)

トイレを長期間使わないと、封水が蒸発してしまいます。

夏場では数週間、通常なら1ヶ月~数ヶ月ほど封水が無くなってしまいます。

無くなることを封水切れと言います。

意外と無くなりやすいので、賃貸の会社では封水切れを防ぐために、定期的に水を流しています。

対策ですが、この場合は故障ではなく、自然現象で水がたまっていないだけですので、通常通りに使ってみてください。

事前に長期間使わないことが分かっている場合は、封水蒸発防止剤(4,500円~)を利用してみてください。

原因⑤:誘引現象が起きた

トイレの誘引現象とは、他の箇所での排水に引っ張られて、封水が排水されてしまうことです。

アパートやマンションなど、上に階がある建物で起きることがあります。

対策ですが、この場合は一時的な現象で水がたまっていないだけですので、通常通りに使ってみてください。

よく起こる場合は、アパートやマンションの管理会社に連絡を取ってみてください。

トイレの水がたまらないのをプロに修理してもらう費用と注意点

プロに修理してもらう場合の費用は次の通りです。

修理の内容価格(相場)
止水栓の交換8,000円~1万1,000円
タンク内の部品交換(タンクの脱着なし)8,000円~1万2,000円
タンク内の部品交換(タンクの脱着あり)1万2,000円~1万6,000円
ボールタップの交換8,000円~1万1,000円
フロートバルブの交換8,000円~1万1,000円
タンクの交換(内部の金具を含む)1万5,000円~1万8,000円

タンクの脱着が必要な場合は高額になるケースがあります。

注意したいのは、中には次のような悪質な業者がいることです。

  • 不要な修理をすすめて金額をつり上げる
  • 十分な説明もなく高額な料金を提示する

ですので、作業内容と料金について納得のいく説明をしてくれる業者を選ぶようにしてください。

この他、次のような点も選ぶ上で重要です。

  • クレジットカードやQRコード決済に対応している
  • 資格取得者が在籍している
  • 見積もり後の追加費用が無い

暮らしの119番では、複数の決済方法を準備していますし、給水装置工事主任技術者が在籍しています。

給水装置工事主任技術者は水道工事に必要な国家資格

さらに、作業後は3ヶ月以内無料の安心保証が付いています。

もちろん、見積もり後、見積もりの内容に対して納得がいった場合だけ修理を実施しています。

通話料も無料ですので、まずは一度、気軽に相談してみてくださいね。

トイレの水が溜まらない状態を解決したら、今後は予防を!

トラブルを解決したら、今後は、水が正常にたまるように予防をすることをおすすめします。

予防法は2つあります。

>>①便器のメンテナンスをする
>>②タンクのメンテナンスをする

それぞれご案内していきますね。

予防①:便器のメンテナンスをする

普段からできることは、トイレットペーパーを大量に流さないことです。

この他に、トイレに流さないように注意書きがあるティッシュなどは、流さないようにしてくださいね。

おむつやおもちゃ、スマホなどを流してしまった場合は、プロに連絡をしてください

この他、「ちょっと流れが悪くなってきた…」と思ったら、スッポンを使ってみてください。

予防②:タンクのメンテナンスをする

効果的なのは、タンク内の掃除です。

定期的にタンク内を掃除することで、汚れやカビの発生が抑えられ、各パーツが経年劣化しづらくなります。

便器の黒ずみや悪臭の予防にもなります。

道具を使って、3ヵ月に1度程度、メンテナンスを行なってみてください。

掃除に必要な道具
  1. 中性洗剤
  2. 掃除ブラシまたは歯ブラシ
  3. ゴム手袋

こちらの動画(9:24)では、長期間放置したトイレタンクの掃除をしている様子が分かります。

掃除の手順は次の通りです。

掃除の手順
  1. 止水栓を閉めて水を止める
  2. タンク内の水を完全に抜く
  3. タンクのフタを外す
  4. タンク内のプラスチック製の部品を掃除する
  5. タンク内の金属製の部品を掃除する
  6. フタとタンク本体を掃除する
  7. タンクのフタを戻す
  8. 止水栓を開けて通水させる
  9. 正常に水が流れるか確認する

フタとタンク本体を掃除する場合、もしブラシで落ちない頑固な汚れがあったら、水を少しつけた耐水サンドペーパーを使うと、こすり落とすことができます。

耐水サンドペーパーの価格は600円~です。

トイレの水がたまらない原因と対策のまとめ

このページのまとめ
  1. トイレに水がたまらない原因はタンクと便器で違う
  2. 適切な対策をすればDIYで解決できることが多い
  3. DIYが難しい場合は良心的な業者を選ぶ

トイレに水がたまらない原因はタンク内と便器側で異なります。

適切な対応をすることで解決できることが多いですが、「自分は修理が難しい…」と判断したら、プロに依頼してください。

暮らしの119番ではトイレの不具合に適切な対応をし、スピーディに解決します。

電話代も見積もりも無料ですので、お気軽にお問い合わせくださいね。

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