トイレつまりで少しずつ流れる状況の対処法!放置OK・NGの判断法も

「このトイレ、つまってるけど、少しづず流れるんだよね…」
「この状態って、このまま”放置”でいいの?」

「トイレに水を流すと水位が上がってあふれそうになる。だけど、あふれることは無い。時間とともに少しずつ水位が下がって最終的には流れる。」という状態。

どうなってるのか、ちょっと不安ですよね。

それから、

  • 放置しておけば、以前のようにサッと流れるようになるのか
  • やがてつまり切って水を流すとあふれてしまうのか

このあたりの判断ができません

このページでは、トイレがつまって少しずつ流れる原因と対処法を分かりやすくご案内していきます。

トイレのつまりで少しずつ流れる原因を解説!

少しずつ流れるのですから、原因は、何かがつまっているけど、つまりきっていない、ということです。

言い換えるなら、水が流れるスペースが少しある状態です。

放置してもいいのかどうか?の判断のポイントは次の通りです。

  • 放置OK…水溶性の物がつまっている
  • 放置NG…固形物がつまっている

水溶性の物なら放置してOKですが、固形物の場合はやがて完全につまってしまいますので、放置NGです。

それぞれご案内していきます。

自然に直る!放置OKの「水溶性の物」とは

「水溶性の物」とは、水に溶ける性質のある物質のことで、トイレの場合は具体的には次のような物のことです。

  • 大量のトイレットペーパー
  • 大便(大量)
  • トイレに流してOKの製品

これらが原因でつまってしまっても、時間が経てば水に溶けて無くなります

自然に直りますので放置してOKです。

サッと流れるようになるまでの時間は数時間~ですが、ときには数日かかることがあります。

もし急いでいる場合は、対策を行ってみてください。

>>対策を見る

放置NGの固形物とは

具体的には、次のような物です。

つまりを引き起こす固形物の例
  • ティッシュペーパー
  • 一部のトイレットペーパー(外国製など)
  • おむつ
  • 生理用品
  • ビニール袋
  • おもちゃ
  • ペット用品
  • 掃除用品
  • ゴミ(食べ残し、吐しゃ物、ガム、タバコなど)

これらは水に溶けませんので、放置しておくとトイレが完全につまってしまいます。

ティッシュペーパーは意外ですよね。

一部のトイレットペーパー(外国産)は溶けづらく、つまりの原因となることがあります。

少しずつ流れるようになってから数日経っても状況が改善しないようなら、固形物の可能性が高いです。

あなたは流していなくても、もしご家族や同居人がいるなら、「トイレットペーパー以外の物をトイレに流していない?」かどうか、ご確認ください。

完全につまってしまう前に対策することをご検討くださいね。

>>対策を見る

トイレがつまって少しずつ流れる原因が「水溶性の物」の場合の対策

水溶性の物がつまっていることは分かっても、「自然に直るのは待てない」「急いでつまりを解決したい」という方は、次の対策を行ってみてください。

それぞれご案内していきますね。

お湯(40℃~60℃)を流す

トイレットペーパーやトイレに流してOKな掃除シートなどは、お湯に溶けやすいです。

一般的なバケツ(8リットル)バケツを用意して、40~60℃程度のお湯を半分以上貯めて、封水に向けて、流してください。

  • 封水とは

下水から悪臭や害虫が上がって来ないようにするための水のことです。

流し入れる際は、周囲に水が飛び散らないように静かに入れてくださいね。

数時間後に、トイレのレバーを引いて水を流して、正常に流れるなら、つまりは解消できています。

熱湯は、次の理由でNGです。

  • 便器にダメージを与えてしまう可能性がある
  • 間違ってヤケドをしてしまう可能性がある

ラバーカップを使う

ラバーカップとは、トイレのつまりを圧力を利用して取る道具です。

トイレのつまりというと、この道具を思い浮かべる人もいるのではないかと思います。

ラバ―カップは、和式用、洋式用、節水トイレ用の3種類あります。

色々な呼び方がありますが、ホームセンターで購入する場合は、スッポンだと伝わりやすいです。

使い方のポイントは次の通りです。

ラバーカップの使い方のポイント
  • 新聞紙やビニール袋で飛び散り防止をする
  • ラバーカップの黒い部分が覆われるぐらいの水を溜める
  • ラバーカップをゆっくりと押し込み、サッと引く

こちらの動画(2:18)では、使い方をイメージできますので、ご覧になってみてください。

何度かラバ―カップを押し引きして、ボコッという音がした後、水位が下がったらつまり解消です。

水がいつも通りの水位に戻らない場合は、つまりが残っている状態ですので、再度、トライしてください。

こちらの「トイレのつまりはスッポンで解決!」では、より詳しい使い方や使い終わった後の保存方法などをご確認いただけます。

ここまでの方法で解消できない場合は、次の方法をご検討ください。

>>プロに依頼する
>>ワイアーブラシを使う(この後ご案内)
>>固形物のつまり対策を試す

ワイアーブラシを使う

ワイアーブラシとは、先端に金属製のブラシがあるつまりを削って取り除くための道具です。

トイレの封水に差し入れて使います。

パイプクリーナーとも呼ばれることがあります。価格は2,500円~です。

ワイアーブラシの使い方のポイント
  • 新聞紙で床を養生する
  • ワイアーブラシを排水口に入れてつまりのある場所を探る
  • つまりを感じたらワイアーを前後に動かす・回転させる
  • つまりが無くなったらバケツで水を流す

汚れ防止のために、できれば肘(ひじ)まであるような手袋をしてください。

バケツで水を流すのは、つまりが解消できていない場合に、レバーを回して水を流すとあふれてしまうかもしれないからです。

こちらの動画の2:08~ご覧いただくと、使い方をイメージできますので、ご覧になってみてください。

なお、この他にも対策はありますが、非推奨のため、割愛しております。

非推奨の対策とその理由
  • 針金ハンガーを使う…手間がかかりすぎる、汚れやすい
  • ペットボトルを使う…手間がかかる、汚れやすい
  • 重曹+クエン酸を使う…汚れ落とし効果のみ
  • パイプクリーナー(薬剤)を使う…大便には効果がある
  • 洗剤を使う…大便には効果がある

トイレつまって少しずつ流れる原因が「固形物」の場合の対策

固形物がつまった場合の対策は次の通りです。

それぞれご案内していきますね。

手で取る

この場合は、手で固形物を取り出すことになります。

手が届く範囲につまりがある場合は有効です。

トイレの封水に直接手を入れることになりますので、できれば肘あたりまで覆える手袋をご用意ください。

また、封水から固形物の頭が見えている場合だけチャレンジすることをおすすめします。

おむつや生理用品は、水で膨らんでしまいますので、早めにご決断ください。

つかめるタイプのワイアーブラシを使う

像引用)MORY TRADE 「パイプクリーナー ワイヤー式

つかめるタイプのワイアーブラシとは、先端につかむことができるパーツがあるワイアーブラシのことです。

トイレの封水に入れて、奥にあるつまりの原因をつかんで引っ張り出すことができます。

ただ、注意が必要です。

まず、確実に道具を手に入れるには、ネット通販で購入することになりますので、商品の到着までに時間がかかります

次に、ワイアーブラシによってつまりを奥に押し込んでしまうことがあります

水を吸って重くなったおむつや生理用品をつかんで引っ張り出すのには、相応の時間と手間がかかります

そういった注意点をしっかりと検討した上でお使いください。

>>プロへの依頼を検討する

アパートやマンションのトイレつまりで少しずつ流れる場合の対策

アパートやマンションの場合の対策ご案内いたします。

賃貸アパートやマンションの場合

つまった場合は管理会社へ報告してください。

この場合は、基本的には住んでいる人の過失(ミスなど)ですので、自己負担ですが、契約内容によっては無償で対応してくれることがあります。

勝手にDIYで直すと貸主とトラブルになる可能性があるので、必ず事前に報告をしてから着手してくださいね。

なお、少しずつ流れるつまりについては火災保険は適用されません

分譲マンションの場合

専有部分のため自己責任で修理することになります。

この場合、管理会社に事前に連絡しておくと、後からトラブルがありませんし、何かとスムーズです。

ただし、紹介された業者に依頼すると高くつくことがありますので、自分で探されることをおすすめします。

>>プロに依頼する人はこちら

トイレつまりで少しずつ流れる状態を解消できたら…

解消できたら、今後、同じような状況にならないように、次のことを行ってください。

  1. トイレットペーパーと便以外は流さない
  2. 定期的にトイレ掃除を行う

トイレに流していいものは、トイレットペーパーとトイレに流してもOKな製品(掃除用品など)だけです。

トイレの中では目的のこと以外は行わず、余計なものは極力持ち込まないようにしてください。

それから、清掃を定期的に行うと、つまり予防に効果がありますよ。

重曹+クエン酸を使ったり、専用の洗浄剤を使ったりして、定期的に掃除をしてください。

清掃の仕方は「酸性の洗浄剤でトイレの臭いを消す!」で詳しくご案内していますので、チェックをしてみてくださいね。

トイレつまりで少しずつ流れる状況をプロに解決してもらう費用相場と注意点

プロにトイレのつまりを解消してもらう費用相場は8.000円~です。

金額は使う機材やつまりの状況によって金額が変わります。

例えば、高圧洗浄機を使う場合は40,000円~、トイレの脱着が必要な場合は20,000円~です。

また、業者によっても金額が変わります。

プロに依頼する場合の注意点は、まれに悪質・悪徳な業者がいることです。

悪質な業者を避け、良心的な業者に依頼するためのSTEPをご案内します。

良心的な業者を見つける3つのSTEP
  • 【STEP①】365日対応・即日対応している業者をピックアップする
  • 【STEP②】見積もり・キャンセル料が無料かどうかを確認する
  • 【STEP③】金額と作業内容を把握する

365日営業している会社は技術があり、接客力が高いです。

見積もりを無料で作成してくれるかどうかは、ホームページや電話で確認します。

出張料、見積もり作成料、キャンセル料がかかる業者がいますので、丁寧に確認してくださいね。

例えば、暮らしの119番は明朗会計で即日対応しており、利用者からの評価が高いです。

他社よりも高い場合に相談に応じているなど柔軟性も高いのでおすすめですよ。

納得の行くトイレのつまり解消のために、まずは一度、暮らしの119番に見積もり依頼をしてみてください

>>暮らし119番のホームページをチェックする

トイレつまりで少しずつ流れる状況への対策のまとめ

このページのまとめ
  • 原因は「物がつまっているが、つまりきってはいない」こと
  • つまりの原因ごとに対策が異なる
  • 自分で対策をしてもダメな場合はプロに依頼する

トイレがつまって少しずつ流れる状況の原因が、トイレットペーパーや便などの水溶性の物のつまりなら自然に直ります。

ですが、固形物がつまった場合は放置はNGです。

DIYで対策する場合はこのページでご案内した方法をお試しください。

DIYでは直らなかったら、このページでご案内している暮らしの119番に見積もりを依頼してくださいね。

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