「マルティロックの合鍵を作りたい」
「急いでいるので最短の方法が知りたい」

このページでは、このようにお考えの方にマルティロックの合鍵作成法をご案内しています！

最速・最短で作成するなら「マルティロック特約店」へ依頼してください。

>>マルティロック特約店への依頼方法はこちら

マルティロック（MUL-T-LOCK）とは？

マルティロック（mul-t-lock）社は、紛争多発国であるイスラエル（Israel）で1973年に創業したメーカーです。

その頑強・堅固さから、防犯面で世界的に高い評価・評判を得ており、日本では自衛隊基地や国土交通省所轄の施設で南京錠（パドロック）が使われています。

鍵の不正開錠の手段は4つありますが、現在のマルチロックの鍵はどれにも強いです。

①ピッキング・・・鍵穴にピックとテンションを使用
②ドリリング・・・鍵穴をドリルで破壊
③バンピング・・・鍵穴にバンプキーを使用
④カム送り・・・シリンダーの裏のカムを針金などの道具で操作

■マルティロックの「家の錠前」の防犯性能
・耐ピッキング性能：10分以上
・耐かぎ穴壊し性能：5分以上

※各性能は「5分未満」「5分以上」「10分以上」で分けられる

■マルティロックの南京錠（padlock）の安全基準
・CENにおける強度評価：3～6+

※CENはヨーロッパの規格で、1～6の等級で評価される。数値が大きい方が高評価。

>>マルチロック公式サイト

画像引用）TACトレーディング「MUL-T-LOCK ブランクキー解説」

マルティロックの合鍵作成「3つの依頼先」と値段、時間を解説！

マルティロックの合鍵にはユーザーカード（オーナーカード）が必要です。

ユーザーカード以外にも必要なモノがあるのですが、それぞれの依頼先で少し準備するモノが異なります。

詳しくご案内していきます。

マルティロック特約店（最速・最短）

マルティロック特約店とは、マルティロックの日本総代理店「TACトレーディング株式会社」から認定を受けた店舗（主に鍵屋）のことで、日本全国に366店舗あります。

特殊なマルティロックの合鍵作成のために専用機械を導入しており、NEシリーズなどの南京錠にも対応しています。

近くに店舗があれば急ぎの時にでもすぐに対応してくれますよ。

鍵作成にかかる時間は15分～、価格は税込みで約4,000円～です。

>>全国特約店一覧

カードを紛失している場合

ユーザーカードを再発行する必要があります。

再発行価格は約4,000円～です。

再発行の手続きはTACトレーディングのサポートセンターか一部の特約店、ネットの代理店でできます。

ユーザーカード作成には以下の書類が必要です。

・身分証明書（コピー）
・鍵（スペアキー）
・合鍵作成依頼書（ダウンロード）
・ユーザーカード再発行用念書（ダウンロード）

※ダウンロードは、マルティロック日本総代理店のTACトレーディング株式会社ホームページでできます

画像引用）TACトレーディング「マルティロック合鍵作成」

ネットのマルティロック代理店

ネットの代理店では税・送料込みの価格が約3,000円～と、特約店より1,000円程安くすむことがあります。

ただし、依頼から合鍵が手元に届くまで数日かかります。

少々時間がかかりますが、店舗を訪れたり郵送の手続きをしなくてよく、口コミの評判や価格などの色々な条件で代理店を比較検討することができます。

マルティロックの合鍵作成に必要なモノを、メールかFAXで送信する必要があります。

サポートセンター（TACトレーディング株式会社）

マルティロック（MUL-T-LOCK）の日本総代理店のTACトレーディング株式会社が運営するマルティロックサポートセンターでも合鍵作成を受け付けています。

値段は4,980円（税・送料込み）で、最短2～3日で受け取ることができます。

合鍵作成に必要なモノ

①ユーザーカード
②身分証明書（コピー）
③鍵（スペアキー）
④合鍵作成依頼書（ダウンロード）

※TACトレーディング株式会社ホームページからダウンロードできます。

作成に必要なモノをマルティロックサポートセンターへ送付する必要があります。

「簡易書留」「追跡付き運送便」などの確実な方法で行ってください。

「鍵の現物を提出すると生活に困る」という場合は、必要なモノの画像データをメールで送信してもOKです。

メールアドレスはinfo※tactrading.co.jpです。
↑※を@へ変更

画像引用）TACトレーディング「マルティロック合鍵作成」

マルティロック（MUL-T-LOCK）の合鍵作成に関するQ&A

マルティロック（MUL-T-LOCK）の合鍵作成について、よくある質問とその回答をご案内しています。

Q.マルティロックの南京錠の合鍵作成方法は？

A.マルティロックの南京錠も、ここまでご案内した3つの依頼先に依頼してください。

マルティロックには、次の4シリーズの南京錠がありますが、どの南京錠でも同じ依頼先で大丈夫です。

金額も期間もユーザーカードなど必要なモノも同じです。

Q.マルティロックはバンピングに弱いようなので、合鍵作成よりも他社の鍵への交換の方がいいでしょうか？

A.マルティロックの旧モデルはバンピングに弱く、2005年ごろに不正開錠方法のバンピングが流行した際に評価を落としました。

ネットの評判などを見ると「バンピングに弱い」と出てきます。

ですが、現在は対策されています。

もちろんピッキングにも強いままですので、安心してください。

Q.マルティロックの合鍵作成はホームセンターではできませんか？

A.はい、できません。

次の2つの仕組みを採用して防犯性能を高めているからです。

・2つのくぼみのあるダブルディンプルカット
・「インタラクティブ プラス(Interactive+)」機構

※「インタラクティブ」はシリンダー内部の機構と鍵本体が相互に作用することで防犯性を高めたシステム

Q.マルティロックとKABAのどちらがいいか悩んでいます。

A.どちらも防犯性能は高いので、判断は難しいです。

KABAの合鍵作成は認定鍵販売店（dormakabaクラブ）などに依頼することになります。

店舗が近くにあると、何かあった際に助かりますので、マルティロックの特約店と併せてチェックしてみてください。

KABA(dormakaba)とは？

防犯立国スイス（Switzerland）を拠点とした、精緻な技術力を擁するグローバル規模の大手錠前メーカーで、約60ヵ国で支持されています。

2016年にドイツ（Germany）のDORMAと合併し、現在の社名はdormakaba（ドルマカバ）です。世界シェアは第3位です。

dormakaba公式サイト

画像引用）日本カバ、参考）鍵・錠前のメーカー59社

Q.バイク用の「かてーな！！」も合鍵の作成方法は同じですか？

A.はい、このページでご案内している3つの方法で合鍵作成してください。

バイク盗難防止用チェーンロック「かてーな！！（51,000円～）」シリーズには、キーロック部分にピッキングを防止するインテグラル構造を採用したマルティロック「NEシリーズ」という南京錠が使われているためです。

マルチロックは紛争が絶えないイスラエルのメーカーだからか、ドリルなどので破壊だけでなく、溶解や切断などにも耐性が高いです。

なお、以前は衣川製鎖工業株式会社が制作していましたが、現在は加藤製作所が制作しています。

画像引用）株式会社加藤製作所「NE Seriesに変更」

Q.今の自宅の鍵は合鍵が簡単に作れるようなので、防犯性の高いマルティロックの鍵を使いたいのですが、どうすればいいですか？

A.マルティロックの鍵を使うには、マルティロックのシリンダーに交換する必要があります。

DIYでシリンダー交換することができますし、プロに依頼して交換してもらうことができます。

シリンダー交換をDIYでする方法はこちらの『自分で「シリンダーだけ」を交換する』で詳しくご案内していますのでご覧になってみてください。

ただ、防犯のことを考えるなら、暮らしの119番に依頼することをおすすめします。

正確で確実な作業をしてくれるだけでなく、あなたの環境に見合った防犯の対策についてもアドバイスをもらえるかもしれません。

マルティロックの合鍵作成に関するまとめ

マルチロックの合鍵作成の依頼先は3つありますが、いずれもユーザーカードなどの情報が必須です。

自宅の鍵でも南京錠（パドロック）でも同じです。

急いでいるなら特約店がベストです。最寄りの店舗を探して依頼してください。

>>マルチロックの特約店はこちら