ハウスクリーニングにおすすめの時期はある？ - 暮らしの119番ハウスクリーニング

日ごろ掃除が行き届かないところを綺麗にしてくれるハウスクリーニングですが、依頼する際におすすめの時期はあるのでしょうか。

ハウスクリーニングのようなサービス業は繁忙期と閑散期によって値段が変動することもあるため、できれば安い時期に依頼したいものですよね。
また、頼みたいけれども、繁忙期でどの業者も日程が埋まっているという状況も避けたいです。

そこでこの記事では、ハウスクリーニングの繁忙期や閑散期、依頼するのにおすすめな時期についてご紹介します。
ハウスクリーニングを検討している方は、実際依頼する際の参考にしてみてください。

ハウスクリーニングとは

ハウスクリーニングとは、自宅の掃除を清掃専門業者が代わりに行ってくれるサービスのことを指します。
普段掃除をする時間が取れない方や、自分では綺麗にすることが難しい箇所の掃除を依頼したい時に利用することが多いです。
ハウスクリーニングの他にルームクリーニングやホームクリーニングと呼ばれることもありますが、基本的に内容やサービスに違いはありません。

ハウスクリーニングを行っている業者は、「清掃専門のハウスクリーニング業者」と「家事代行業者」の2つがあります。
「ハウスクリーニング業者」は「清掃専門業者」を指すことが多いため、こちらの記事でも「ハウスクリーニング業者＝清掃専門業者」として表します。
ではそれぞれの特徴について見ていきましょう。

清掃専門業者（ハウスクリーニング業者）

清掃専門業者は、清掃を専門に行っている会社です。
いわゆる掃除のプロ集団で、一般的な掃除では綺麗にならない頑固な汚れや、手が届かない箇所を綺麗に掃除してくれます。

例えば、エアコン内のフィルター清掃やレンジフード清掃、お風呂場の黒カビ除去などです。毎月のように依頼することはありませんが、購入してから年月が経ってしまった家電や、年に一度の大掃除、引っ越し前の大掃除といった場面で利用される方が多いようです。

多くの業者は予定を合わせて見積もりを行い、実際の金額を算出してから依頼するかを決めることができます。
見積もりを無料で行ってくれる業者も多いため、検討してる方は一度相談してみると良いかもしれません。

家事代行業者

家事代行業者は、家事代行サービスの一つとして清掃を行なっています。
こちらは自宅にある清掃道具を使って家を綺麗にしてくれるため、専用の清掃道具を使って掃除する清掃専門業者と比べると掃除できる範囲が制限されます。
そのため、家事代行業者は普段の生活が忙しく、自宅を掃除するまで手が回らない時に役立つサービスと言えるでしょう。

実際に家事代行業者を利用している方の多くは、月に1回や2週間に1回など定期的に依頼をしています。長年の汚れを落としてもらうというよりは、床清掃やお風呂掃除といった日々の掃除を行なってもらい、綺麗な状態をキープしてもらうサービスと考えましょう。

この記事では、家事代行業者ではなく、ハウスクリーニング業者に依頼した際の繁忙期やおすすめの時期について紹介していきます。

ハウスクリーニングの繁忙期はいつか

では早速、ハウスクリーニングの繁忙期がいつなのかを見ていきましょう。
これから紹介する時期だけが忙しいというわけではありませんので、あくまで参考程度としてご確認ください。

年末の大掃除を行う12月

年末といえば大掃除の時期になります。
そのため、各家庭で大掃除ムードが高まることで、ハウスクリーニングの需要も釣られて高まる傾向にあります。
清掃箇所も様々で、家全体を綺麗にしてから年を越したいというニーズで満たされています。

引越しシーズンの3〜4月上旬

3月から4月にかけては、引越しされる方が多く、入退去時の清掃需要に合わせて、ハウスクリーニングの需要も高くなります。
この時期も特定の箇所のクリーニングが多いのではなく、ハウスクリーニング全体のニーズが高まる時期となっています。

エアコンの需要が増える6〜7月

6〜7月は、夏に向けたエアコンのクリーニングの需要が高まります。
夏になるとエアコンは必需品となるため、本格的に稼働させる前に、しっかりとカビや臭いを除去しておきたいというニーズが多いようです。

また梅雨の時期であるため、エアコンにもカビが生えやすく掃除をするにはタイミングの良い時期でもあることから繁忙期となっています。

繁忙期によるデメリット

料金以外の繁忙期によるデメリットは、希望日程が合わない可能性がある点です。

ハウスクリーニングの場合、多くは自宅で掃除箇所を見ながら見積もりを取り、双方が納得した上で後日クリーニングを行う手順となります。
そのため、基本的に最低でも2日は日程を合わせる必要があります。

しかし、繁忙期の場合は、業者のスケジュールが埋まっていることが多く、なかなかスケジュールを合わせることができないといった状況が考えられます。
繁忙期に依頼するときは、自分のスケジュールに余裕を持たせた上で依頼するようにしましょう。

また、現在では電話やメールで見積もりを取ることができる業者もあります。自宅での見積もりの日程調整がつかず、大まかな金額だけでも知りたい方は、電話やメール見積もりを利用してみるのも良いかもしれません。
ただし電話やメールでの見積もりは、現場を確認できていない分、実際の料金が高額になる可能性もあるため、あらかじめ注意しておきましょう。

ハウスクリーニングの閑散期はいつか

ハウスクリーニングの閑散期は、繁忙期の前後と言われています。
そのため、大掃除が終わった1月や、引越しシーズンが落ち着いた4月下旬、エアコンクリーニングが盛んになる前の5月中です。
上記のような時期に依頼すると、値段交渉ができる場合もあるため、クリーニングに急いでいない方は閑散期に依頼するのも良いかもしれません。

ハウスクリーニングおすすめの時期

閑散期を狙って価格交渉を検討することも良いですが、清掃場所によってはクリーニングを依頼するのに最適な時期というものがあります。
最適な時期を逃すと、クリーニングをしてもまたすぐに汚れが溜まる、放置したことで汚れが落ちにくくなるなどクリーニングしても無駄になる場合もあります。

このようなことにならないためにも、閑散期を狙うよりも最適な時期にクリーニングするようにしましょう。ここからは各清掃場所ごとのおすすめ時期をご紹介します。

水回り：春や夏

キッチンや浴室、トイレなどの水回りは、春や夏の暖かい時期に依頼することが良いでしょう。
この時期は湿気が多くカビが繁殖しやすい時期であるため、除去するためにも春や夏の時期に依頼すると良いでしょう。
4月上旬や、6〜7月は繁忙期となるため、5月中や夏休みやお盆休みを利用した8月に依頼するのも良いかもしれません。

エアコン：春や秋

エアコンは繁忙期と重なりますが、6〜7月に1回行うことがベストです。

本格的にエアコンを使用する前に綺麗にすることで、エアコンからの嫌な臭いを消す、冷房の効率を上げるといった効果が期待できます。
繁忙期であるため、予約を入れることは難しいですが、タイミングが合うとエアコンにとってちょうどよいタイミングです。

そして、可能であればエアコンの稼働が落ち着く秋にもう一度クリーニングをしてあげましょう。
これは冬場の暖房に向けて、夏場の稼働で溜まった汚れを除去するためのクリーニングです。
6〜7月の繁忙期と比較すると秋の方が頼みやすいため、できれば秋に一度はクリーニングをしておきたいところです。
夏のイメージが強いエアコンですが、冬も大活躍するため年に2回クリーニングすることをおすすめします。